今回のテーマは「Webライターの直接契約」です。
仲介サービスを利用しない直接契約であれば、手数料による収益のマイナスを軽減できます。
とはいえ、実績やスキルを求められる直接契約には、高いハードルを感じてしまうこともあるはずです。
そこで、Webライターが直接契約を狙うべき理由と獲得するための具体的な流れを解説します。
運営者プロフィール
- 2020年:未経験からフリーランスのライターに
- 2023年:ライター月収37万円を達成
- 2024年:電子書籍を出版
「文章でどこかの誰かの役に立とう!」をテーマに当サイトを運営しています。SEO・取材・電子書籍など、幅広い案件に対応中。
運営者プロフィール
- 2020年:未経験でフリーランスのライターに
- 2023年:ライター月収37万円を達成
- 2024年:電子書籍を出版
「文章でどこかの誰かの役に立とう!」をテーマに当サイトを運営しています。SEO・取材・電子書籍など、幅広い案件に対応中。
直接契約とクラウドソーシングとの違い
直接契約とは、クラウドソーシングサイトのような仲介サービスを利用せずに結ぶ契約形態です。
以下のように、クラウドソーシングとは異なるポイントがあります。
おもな違い | 直接契約 | クラウドソーシング |
---|---|---|
仲介役 | なし | あり |
仲介手数料 | なし | あり |
契約手続き | 複雑 | 簡単 |
直接契約とクラウドソーシングのおもな違いは、クライアントとワーカーの間に仲介役がいるかどうかです。
仕事を依頼したいクライアントと受注したいワーカーが、インターネット上で業務委託できます。
そして、クライアントとワーカーを仲介するのが、クラウドソーシングサイトです。
クライアントとワーカーが、仲介をはさまずに業務委託契約を結びます。
また、仲介手数料が一切かからないのも特徴です。
直接契約には手数料の負担がなく、効率よく収入を得られるメリットがあります。
しかし、契約手続きの作業に手間がかかるデメリットもあります。
Webライターとしてのスキルや経験値を求められるため、アピールできる実績の積み重ねが欠かせません。
直接契約を狙うべき理由
以下の悩みを抱えているWebライターは、クライアントとの直接契約を狙うべきです。
とくにクラウドソーシングサイトの活動に限界を感じている場合は、直接契約に切り替えることで収入アップを実現できます。
僕自身もクラウドソーシングサイトには、文字単価1.5円の壁を感じていました。
しかし、ブログを活用した直接契約に切り替えたことで、文字単価3.0円以上の案件を受注できました。
高単価の案件を受注できる
直接契約で受注できる案件は、文字単価が「1.5円以上」の高単価な傾向にあります。
たとえば、プロライターのマッチングサイト「ミライトマッチ」では、平均文字単価「2.5円」で直接契約の案件が発注されています。
Q.平均文字単価はいくらぐらいで発注できるの?
最低1円以上、平均2.5円です。
ミライトマッチ|即戦力のライター・ディレクターと直接契約できるサービス
仕事内容や条件で単価は変動します。
直接契約の文字単価が高い傾向にある理由としては、クライアント側もクラウドソーシングサイトを利用することにデメリットがあるからです。
- 手数料がかかる
- 情報流出のリスクがある
- 納品物の品質が安定しない
- ライターの素性がわからない
クラウドソーシングが普及している現代では、初心者のWebライターも増えています。
納品記事のクオリティを求めるクライアントは、文字単価を上げてでも「実績のあるWebライターに頼みたい」と考えているようです。
手数料の負担が減る
直接契約では、報酬に対する手数料が発生しません。
クラウドソーシングサイトのような仲介サービスを利用しないため、仲介手数料として引かれていた報酬も収益として獲得できます。
代表的なクラウドソーシングサイトの手数料は、以下のとおりです。
クラウドワークス | 報酬の5%〜20% (10万円以下の報酬は20%) |
ランサーズ | 報酬の15% |
サグーワークス | ポイント換金で110円 (30,000pt以上の換金は220円) |
クラウドワークス | 報酬の5%〜20% (10万円以下の報酬は20%) |
ランサーズ | 報酬の15% |
サグーワークス | ポイント換金で110円 (30,000pt以上の換金は220円) |
たとえば、クラウドワークスで5万円の報酬を得た場合は、20%の「1万円」が手数料として引かれます。
せっかく稼いだ報酬を無駄なく受け取るには、クライアントとの直接契約が理想的です。
継続発注で収入が安定する
直接契約は、長期的な継続発注も期待できます。
また、継続的に案件を受注できれば、収入が途切れずに安定します。
ただし、直接契約かどうかにかかわらず、誠実な対応を心がけることが大切です。
「契約を継続すべきではない」と判断されてしまうと、案件が終了してしまいます。
- 求められた要求に応えること
- ていねいにコミュニケーションすること
- 社会人としての信頼を得ること
直接契約を依頼するクライアントは、即戦力のWebライターを求めています。
だからこそ、積み重ねてきたスキルや経験を最大限に提供すべきです。
また、仲介サイトを利用しないため、契約に伴う手続きやコミュニケーションが必要となる機会も増えます。
企業に対するビジネスマナーも意識して身につけておきましょう。
直接契約に必要な実績・スキル
Webライターが直接契約を得るためには、以下のポイントを知っておくのが大切です。
直接契約では、即戦力として活躍する実績やスキルを求められます。
Webライターとして、社会人として、クライアントから評価されるポイントを把握しておきましょう。
実績・ライティングスキル
直接契約には、過去の実績やライティングスキルが求められます。
クライアントが直接契約でWebライターを募集する目的は、おもに自社Webサイトの課題を解決するためです。
ディレクターを経験した裏話ですが、クライアントは以下の観点で採用方法を使い分ける傾向にあります。
- クラウドソーシングサイトで大量募集
(質より量を優先) - マニュアルや執筆ルールを定めて、最低限の品質で大量発注
- 直接契約で即戦力を募集
(量より質を優先) - おもな役割は「重要記事の執筆」や大量発注した記事の「リライト・編集」など
クライアントが直接契約で求めるWebライターは「即戦力」です。
即戦力として期待に応えられるかどうか、自分自身の実績やライティングスキルを振り返ってみましょう。
営業力・提案力
クライアントとの直接契約には、実績やスキルを的確にアピールできる営業力・提案力が欠かせません。
クライアントに「自分自身を採用するメリット」が伝わらないと、契約にたどり着くまで苦戦します。
Webライターとしてアピールすべきことは、基本的にはクラウドソーシングサイトでの提案文と同様です。
また、自己アピールを深掘りするためにも、以下の考慮を加えてみましょう。
- クライアントが解決したい課題を想定する
- 採用すると得られるメリットを提示する
- 案件に興味をもった前向きな理由を伝える
意外に忘れがちですが「案件に興味をもった理由」や「今後どうなりたいか」といった観点を伝えるのも重要です。
クライアントも「前向きに取り組んでくれる人」と一緒に仕事をしたいと考えています。
情報収集力
直接契約する場合には、クライアントが「信用できそうかどうか」をチェックしましょう。
クラウドソーシングサイトが仲介しないため、想定外のトラブルが発生するリスクもあります。
- クライアントの事業内容
- 企業規模や知名度
- 過去の募集実績
- WebメディアやSNSなどの投稿
- 口コミ・レビューの情報
クライアントの信用度は、上記の観点で判断してみてください。
明確な判断基準はありませんが、少しでも不安を感じる場合は契約を控えましょう。
直接契約を獲得する4つの方法
直接契約を獲得するためには、おもに4パターンの方法があります。
Webメディアに応募・営業する
Webメディアを運営するクライアントは、以下のようなページを設けている場合があります。
- 執筆案件の募集案内
- Webライターの採用案内
日頃から活用しているメディアがあれば、募集・採用ページに応募してみましょう。
また、募集や採用を実施していない場合には、お問い合わせフォームから提案(営業)する選択肢もあります。
日頃から貴社メディアの読者(ファン)として楽しませてもらっています。
今後は価値を提供する立場として、クライアント様に貢献したいです!
Webライターとしては「○○」の実績があります。
貴社に採用いただければ、○○にて貢献できると思い、ご連絡させていただきました。
といった内容で、前向きな熱意や貢献できる要素をしっかりとアピールしてみましょう。
募集要項が明記されている場合は、事前にチェックしておくと提案しやすいですよ。
マッチングサービスを活用する
企業とのつながりを積極的に獲得したい場合は、Webライター向けのマッチングサービスも便利です。
自分自身のスキルや実績を発信するプラットフォームとしても活用できるため、企業に興味をもってもらうきっかけが生まれます。
マッチングサービス | 特徴 |
---|---|
Wantedly | 約37,000社の募集と出会い、つながりを深めるシゴトのSNS |
ミライトマッチ | 最適なライターをコンシェルジュが提案するライター採用プラットフォーム |
Webライター向けのマッチングサービスは、上記の2種類が代表的です。
個人ブログやnoteを運営していなかったり、発信力に自信がなかったりする場合に役立ちます。
いずれのサービスも無料で会員登録できますよ!
ブログで直接オファーを受ける
Webライターとしての活動実績を発信すると、企業からの直接オファーが届くこともあります。
とくに個人ブログやnoteを運営している場合は、Webメディア自体をポートフォリオとして活用するのもおすすめです。
検索上位や集客など、SEOにつながる実績を企業にアピールできます。
また、クライアント側から直接オファーがあれば、Webライター側から応募・提案する負担を軽減できます。
取材依頼や記名記事といったPRにつながるオファーもあるので、積極的な自己発信にチャレンジしましょう。
SNSで募集案内を探す
SNSを運用するクライアントは、X(旧:Twitter)やFacebookなどでWebライターを募集することもあります。
「ライター募集」のキーワードで投稿を検索すると見つけやすいです。
気になるクライアントの募集案内が見つかったら、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 依頼内容
- 採用条件
- 応募方法
- クライアントの過去の投稿
- クライアントの企業情報
(運営メディア・規模など)
SNSで募集案内を探す場合も、依頼内容や採用条件をチェックするのが重要です。
また、契約後のトラブルを防ぐためにも、クライアントの情報や過去の投稿もチェックしておきましょう。
Webライターとしての実績やスキルをSNSで発信しておけば、企業から注目してもらえるチャンスを得られますよ!
直接契約に至るまでの流れ
直接契約に至るまでの流れを、以下の2パターンに分けて解説します。
- Webライターから営業・応募する場合
- 企業から依頼を受ける場合
タブを切り替えてチェックしてみてください。
各STEPの詳細は、タップすると確認できるよ!
STEP①|営業する・案件に応募する
まずは気になる企業やWebメディアに営業・提案しましょう。
Webライターを募集している場合
募集要項に従い、提案文を提出します。
基本的には、クラウドソーシングサイトで使用するものと同様です。
Webライターを募集していない場合
問い合わせページから営業メールを送付します。
営業メールの内容は、クラウドソーシングサイトで使用する自己PR(プロフィール)をベースにすると作成しやすいです。
STEP②|返信(契約事項)を確認する
企業やWebメディアから返信が届いたら、依頼内容を確認します。
このタイミングでは、作業範囲・スケジュール・報酬など、契約にかかわる内容をチェックしましょう。
作業範囲や契約条件にミスマッチがある場合は、代替案を提案・相談するのも大切です。
お互いに納得したうえで業務に取り掛かるのがビジネスの鉄則です!
STEP③|面談・テストライティング
執筆業務を開始する前に、オンライン面談やテストライティングを実施することもあります。
オンライン面談
ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議が主流です。
簡単な自己紹介や毎月の執筆ペースなど、あいさつも兼ねた情報共有を実施します。
オンライン面談への参加方法は、クライアントが用意したWeb会議用のURLを指定時刻にクリックするだけです。
Webライター側での準備は基本的にありませんが、Web会議ツールの使い方だけ事前に把握しておきましょう。
テストライティング
ライティングスキルのチェックに伴い、テストライティングを依頼されることもあります。
指定のキーワードで、1000~3000文字程度の記事を執筆するのが一般的です。
テストライティングに合格するためのポイントは、ベネフィットを意識して執筆すること。
わかりやすい文章が書けるだけでは、ライバルとの競争に負けてしまいます。
ベネフィットライティングは、一部の見出しに取り入れるだけでも効果的ですよ!
STEP④|契約を交わす
採用が決まったら、契約書を取り交わします。
クライアントが用意した書面に、Webライターが署名・捺印します。
電子契約の場合は、署名だけでも大丈夫です。
ただし、契約書に同意する前に、報酬の支払い方法や期限をチェックしましょう。
基本的には全項目に目を通すべきですが、支払いに関する内容はトラブルを防ぐためにもとくに重要です。
STEP⑤|執筆・納品・修正
契約を交わしたら、執筆業務のスタートです。
執筆ルールに従い、指定のキーワードで記事を制作します。
直接契約の場合でも、基本的な執筆の流れは変わりません。
レギュレーションと納期を守り、質の高い記事を納品しましょう。
記事を納品すると、1~2回程度の修正依頼を受けることもあります。
修正の負担を少しでも軽減するため、執筆前にクライアントと認識合わせをしておくのが大切です。
修正量が多いとクライアントにも負担がかかるので、評価を落とす要因になってしまいます。
STEP⑥|請求書を送る
STEP⑦|指定日までの入金を確認する
請求書の送付後は、指定した振込期日までに報酬が支払われることを確認します。
基本的には、納品日の翌月末を指定するのがほとんどです。
請求書に記載した振込先口座への入金が確認できれば、執筆業務の一連の流れが完了します。
直接契約に必要な書類
初めての直接契約では、手続きにかかわる書類の書き方に戸惑うことがあります。
契約書って自分で作成するの?
契約後の不安を解消するためにも、事前に書類の種類と作成方法を理解しておきましょう。
契約書|基本的にはクライアントが用意
契約書には、業務や報酬にかかわる内容が記載されています。
基本的にはクライアントが用意する書類であり、契約者は内容を確認して署名・押印するだけです。
また、業務や報酬にかかわる内容は、契約書をもとに双方の合意のうえで取り決めます。
とくに下記の項目については、記載があること・内容に不備がないことを確認しておきましょう。
- 業務内容
(文字数・記事数・修正の上限数など) - 報酬額・支払い方法
- 契約期間・納期
- 秘密保持契約(NDA)
- 契約解除の条件
紙面 | クライアントから郵送された契約書に署名・押印して、返送する。 (レターパックライトを使用すると、配達状況を確認できて安心) |
電子 | 基本的にはオンラインサービスにて署名・押印する。 (PDFの場合は、電子ファイルに署名してメール送付する) |
紙面 | クライアントから郵送された契約書に署名・押印して、返送する。 (レターパックライトを使用すると、配達状況を確認できて安心) |
電子 | 基本的にはオンラインサービスにて署名・押印する。 (PDFの場合は、電子ファイルに署名してメール送付する) |
契約書を交わす対応は、トラブルを防ぐためにも重要です。
また、業務内容や支払いに関するメッセージのやり取りは、できる限り履歴を残すことも心がけましょう。
見積書|希望する報酬額を伝える
見積書は、Webライターが希望する報酬額(文字単価)を伝えるときに提出します。
直接契約では、報酬にかかわる費用感をWebライターから提案するケースも少なくありません。
また、見積書には、以下の項目を記入します。
- 取引先情報
(会社名または個人名) - 見積書情報
(件名・有効期限・見積書番号) - 連絡先情報
(氏名・住所・電話番号・メールアドレス) - 見積詳細
(品名・数量・単価・金額) - 適格事業者番号
※適格請求書発行事業者の場合 - 補足情報
(注意事項や決め事など)
見積金額の書き方は人によって差がありますが、個人的には「1記事単位の金額」でまとめています。
たとえば、5000文字の記事を文字単価3.0円で受けた場合
- 品名:記事執筆
- 数量:1式
- 単価:15,000
- 金額:15,000
見積書の補足事項に「記事執筆は文字単価3円で換算しております(内訳:5000文字×3円=15,000円)」と記載します。
見積書の作成経験がない場合は、無料で利用できる「Misoca
請求書|報酬の支払いに必要
請求書は、報酬の支払いに必要な書類です。
クライアントから書式を指定される場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
指定の書式がある場合は、請求書の作成マニュアルを用意してくれるクライアントもいますよ。
- 取引先情報
(会社名または個人名) - 請求書情報
(件名・支払い期限・請求番号) - 連絡先情報
(氏名・住所・電話番号・メールアドレス) - 請求詳細
(品名・数量・単価・金額・源泉徴収税額) - 適格事業者番号
※適格請求書発行事業者の場合 - 振込先情報
(振込先口座・氏名)
クライアントから請求書の指定がない場合は、無料で使用できる請求書作成ソフト「Misoca
消費税(内税・外税)や源泉徴収税額など、請求書作成に必要な税計算も簡単に設定できますよ。
事前に知っておきたい注意点
直接契約には、事前に知っておくべき注意点があります。
クラウドソーシングサイトのような仲介役がいないため、想定外の事態に対応できるように準備しておきましょう。
トラブルには自己対応が必要
直接契約で発生するトラブルには、すべて自己対応での解決が必要です。
契約違反や報酬の未払いなど、悪質な行為で迷惑をかけるクライアントもいます。
また、Webライターのミスにより、クライアント側から損害賠償を求められるケースも。
- 事故や病気で大幅に納期が遅れてしまった
- 納品物が著作権を侵害していた
- 企業の機密情報を漏洩してしまった
上記のようなトラブルは、個人で対応するには難しく、精神的にも負担を感じてしまいます。
もし、トラブルへの対処に不安を感じる場合は、無料で加入できるフリーランス保険「FREENANCE(フリーナンス)
月額490円のプランなら、業務のミスに対して最高500万の補償を受けられます。
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個人情報の提示が必要
契約時に提出する書類には、以下の個人情報を記入する必要があります。
- 氏名(本名)
- 住所
- 電話番号
いずれの情報も契約や報酬の支払いに必須であり、ペンネームを使ったり省略したりはできません。
もちろん、これらの情報は個人情報保護法に守られており、クライアントも取り扱いに注意しています。
とはいえ、自宅の住所を教えるのはちょっと不安…。
もし、自宅の住所を記載することに抵抗がある場合は、バーチャルオフィスの利用が便利です。
バーチャルオフィスなら事業用の住所を取得できるので、安心して契約書類を取引できます。
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ポートフォリオが必須
即戦力を求められる直接契約では、実績やスキルをまとめたポートフォリオが必須です。
クライアントに「契約したい!」と感じてもらうためには、実績やスキルをアピールする必要があります。
しかし、メールのやり取りやオンライン面談の流れでは、よほどの話術がない限りアピールをまとめきれません。
そこで、ポートフォリオを活用して、以下のようなアピールポイントをまとめましょう。
- 過去の執筆実績
- 保有スキル
- 保有資格・検定など
- SEOの実績や成果
- その他のアピール
- 納期に遅れない
- 記事構成を作成できる
- 専門知識がある
直接契約でかかわるクライアントは、基本的に「初対面」です。
何も知らないクライアントに自分を売り込むためにも、伝えるべきポイントをわかりやすくまとめましょう。
読者にわかりやすい文章で情報を伝えるのと同じだね。
執筆以外の業務も求められる
直接契約では、執筆以外の業務を求められることもあります。
たとえば、以下のような内容です。
- 入稿作業
- 取材対応
- 編集業務
- 事務作業(見積書・請求書の作成など)
できない業務には、無理に応える必要はありません。
しかし、せっかくの契約の機会を逃してしまう場合もあります。
業務の幅を広げるチャンスでもあるので、対応できる業務の幅を積極的に広げてみましょう。
他ライターとの競争はなくならない
利用者の多いクラウドソーシングサイトでは、条件のよい案件を取りあうことが多々あります。
直接契約で「脱クラウドソーシング」となれば、ライバルとの競争を避けられ…ません。
個人的な経験論ではありますが、初心者同士の競争が上級者同士に変わるだけです。
ライバルの数が減っても、競争に勝たないと発注者から選んでもらえない難易度が上がっています。
といっても、難しく考える必要はありません。
- 業務を真剣に取り組む
- 継続的にスキルアップする
- 新しいことに挑戦する
競争してもしなくても、やるべきことは変わりません。
今までと変わらずに、クライアントから評価されるWebライターを目指しましょう。
まとめ|ステップアップするなら直接契約を目指そう
今回は「Webライターの直接契約」をテーマに、以下のコンテンツを解説しました。
Webライターとしてステップアップするなら、直接契約の獲得にチャレンジすべきです。
手数料なしの高単価案件を受注できれば、生活に困らない安定した収入を得られます。
ただし、直接契約を獲得するためには、即戦力として期待に応えるための実績とスキルが必要です。
まだ不安を感じてしまう場合は、クラウドソーシングサイトも併用しながらチャレンジしてみてください。
興味のあるWebメディアを見つけたら、自分自身の「書きたい!」という想いを積極的に提案してみよう!
当サイトのコンテンツに対する感想を募集しています。
よろしければ、SNSにて「#ライプロ」とタグをつけて自由な感想を発信してみてください!
発信に気づき次第、リプやリアクションなどさせていただきます。
また、以下のようなご意見・ご要望も募集しています。
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