「ブログの直帰率が90%を超えてしまう」
「直帰率を下げて記事をたくさん読んでほしい」
直帰率は、多くのWebライターやブロガーを悩ませる指標です。
直帰率が上がると「記事が読まれていないのでは?」と不安を感じてしまいますよね。

ちょうど僕自身も悩んでいたところです。
そこで直帰率を下げるため、いくつかの対策を実践してみました。
今回は直帰率を下げるために「実践したこと・対策によって得られた効果」などを紹介します。
- 直帰率を下げるために実践したこと
- 対策によって得られた効果
- 直帰率が上がってしまう原因
直帰率を下げるために実践したこと


当ブログの直帰率を下げるため、以下の対策を実践してみました。
- 結論ファーストの見出し構成を意識した
- 不要な広告や外部リンクを削除した
- 滞在時間を増やす工夫を施した



ほかにも対策できることはあるでしょうが、
今回は自分で実践したことを中心に紹介します。
結論ファーストの見出し構成を意識した
ブログ記事の見出し構成は、以下の流れとなるように意識しました。
「結論→具体例→補足→まとめ」
つまり、先頭のH2見出しには、結論となる情報を記載しています。
結論となる情報とは「記事タイトルに対する答え」です。
直帰率を下げるため、読者が一番知りたいであろう情報を記事の先頭に配置しました。



たとえば、競合サイトは「直帰率とは」の見出しが先頭です。
この記事では、あえて見出しから外しました。
不要な広告や外部リンクを削除した
ブログ全体を見直して、不要と判断した広告や外部リンクを削除しました。
- 広告表示が「読者にネガティブな印象を与えてしまうのでは?」と感じたから
- 外部サイトに遷移することが「読者の関心を失うきっかけとなるのでは?」と感じたから
過去に書いた記事を振り返ってみると「なんか物足りないから」と本文やサイドバーに入れていた個所もあります。
適当に入れただけでは大したメリットを得られないので、思い切って削除しました。



急に表示される広告って邪魔だよね。
滞在時間を増やす工夫を施した


ブログの滞在時間を増やすため、以下の工夫を施してみました。
- 図解を増やした
- チャート診断を入れた
- 記事本文に内部リンクを入れた
当ブログで用いる画像には、基本的に図解を使用しています。
フリー素材をそのまま使用するのではなく、コメントや補足を入れて画像も「情報」とするためです。
また、以下の記事では、チャート診断を活用して「練習問題」を作成してみました。


練習問題に挑戦してくれている人もいるのか、平均ページ滞在時間は「約7分」をキープしています。



こんな感じで内部リンクを設置すると、
他ページへの導線ができて直帰率が下がります。
対策した結果|直帰率が「約10%」下がった
先述した「対策」を実践した結果、直帰率が「約10%」も下がりました。
- 直帰率が「約10%」下がった(90.67%→81.22%)
- 離脱率も「約20%」下がった(82.42%→61.38%)



元の数値が悪かったので、大きな効果を得られたのかな?
また、Googleアナリティクスで各記事の直帰率を分析してみると、以下の傾向も把握できました。
- 直帰率が低い記事は平均ページ滞在時間が長い傾向にある
- おおむね「6~8分」程度
- 最長が「22分47秒」
- 直帰率が低い記事は離脱率も低い傾向にある
- おおむね直帰率を下回っている
- 「0%」「100%」は1つもなかった
結論を整理すると、直帰率を改善するには「読者に長く滞在してもらう工夫」が必要だと感じました。
- 読者が求める情報を最初に伝える
- 読者にストレスを与えない
- コンテンツで読者の興味を引く
直帰率が上がってしまう原因


直帰率が上がってしまう原因は、読者が以下の理由でページから離脱してしまうことです。
- ブラウザバックした
- 画面(ブラウザ)を閉じた
読者がブラウザバックしてしまう
以下の2点は、読者がブラウザバックするおもな要因です。
- 読者の検索意図と記事の内容が一致していない
- 読者に不要なストレスを与えている
読者はブログ記事を開き、冒頭の内容で検索意図と合っているかどうかを判断します。
そして「求めている内容と違う」と判断すると、躊躇なくブラウザバックするはずです。



実際に自分自身がWeb検索するときも
思い当たる節があるなぁ…
また、以下のような「読者のストレス」もブラウザバックの引き金となります。
- ページが表示されるまで時間がかかる(待たされる)
- 記事を読もうとしたら画面に邪魔な広告が表示された
時間がかかったり邪魔をされたり、読者はわざわざ不都合なことに付き合ってくれません。



たしかに、めんどくさいだけだからね。
読者が画面(ブラウザ)を閉じてしまう
読者が画面(ブラウザ)を閉じてしまうことも、直帰率が上がる要因です。
ただし、記事の内容で読者の検索意図を満たした場合は、満足(解決)したから画面を閉じることもあります。
そのような場合は、直帰率が上がったとしても「ポジティブな理由」なので問題ではありません。



記事内で解決すれば、わざわざ別記事を見る必要はないからね。
とはいえ、他ページへの導線(内部リンク)を工夫すれば、直帰を回避できた可能性もあります。
内部リンクがあるにもかかわらず直帰してしまう場合は、設置位置や視認性(気づきやすさ)を改善してみましょう。
直帰率についてのよくある質問
直帰率の対策を実践する前に、以下のよくある質問をチェックしておきましょう。
直帰率の改善は読者を満足させることがポイント


直帰率を改善するためには、読者を満足させる工夫が必要だと感じました。
- 読者が求める情報を最初に伝える
- 読者にストレスを与えない
- コンテンツで読者の興味を引く
記事タイトルと本文の内容がズレてしまうと、読者の検索意図との不一致が生じてしまいます。
そのため、重要な情報ほど優先して伝えることが大切です。
カフェのように快適なブログと飽きないコンテンツで、読者の居心地(満足度)を向上してみましょう。



上記の関連記事で読んだ本は
「読者を満足させること」へのヒントを得られましたよ。
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