Webライターが自己PRに書くべき7つのこと【例文あり】

自分に自信がないから、自己PRが苦手なんだよね…。

Webライターの自己PRには、クライアントが求める要素を記載するのがポイントです。

とくにクラウドソーシングサイトでは、自己PRが最大のアピール手段となります。

しかし、いざ書いてみようとしても「どのような順序で何を書けばいいの?」と悩んでしまうことも。

そこで今回は「Webライターの自己PR」をテーマに、書くべき内容や初心者向けの対策を解説します。

taku

僕自身が実際に使用していた文面をもとに、例文も紹介します。

執筆者プロフィール

taku
  • Webライター(4年)
  • Webディレクター(1年)
  • 元システムエンジニア(9年)

未経験からフリーランスのWebライターに転身。
保有資格:SEO検定1級・FP3級
2つのブログを運営しています。

目次

Webライターが自己PRに書くべきこと

Webライターの自己PRには、以下の7項目を記載しましょう。

ライティング業務の経験がない初心者は、実績やスキルの内容に悩んでしまうこともあります。

そこで、書くべき項目と書き方を「テンプレート化」してしまいましょう。

以降の見出しで紹介する例文には、初心者向けのパターンも用意しています。

taku

自分自身のスキルにあわせて使い分けてみてください。

経歴

まずは、経歴をシンプルな文章で記載しましょう。

Webライター以外の業務に携わっている場合は、スキルや意識している観点をアピールすると効果的です。

あくまでも目安ですが、3行程度の文章にまとめると要点を的確に伝えられます。

経歴の記載例

【経歴】

  • 経歴①:○年
  • 経歴②:○年
  • Webライター:○年

現在はフリーランスとしてライティング業務を中心に活動しています。
フリーランスになる前は、○○の会社に○年間勤めていました。
△△や◇◇の業務経験もあり、真摯に取り組むことをお約束します。

実績

Webライターとしての実績を記載しましょう。

記載したい内容は、以下のとおりです。

  • 執筆本数
  • 検索順位やPV数(わかる範囲で)

ライティング業務の実績がない場合は、以下の内容でも代用できます。

  • 自己PR用にサンプル記事を執筆する
  • 個人ブログの実績を記載する
taku

執筆業務の実績が増えてきたら、記載内容を更新しましょう。

実績の記載例

【実績】

Webライターの実績は、以下のとおりです。

  • ○○系ジャンル:執筆本数〇本以上
  • ××系ジャンル:執筆本数〇本以上

また、以下の検索KWで上位表示を達成しています。

  • KW「○○」:検索順位1位(月間検索数10~100)
  • KW「××」:検索順位3位(月間検索数100~1000)
  • KW「■■」:検索順位5位(月間検索数100~1000)

スキル・資格

Webライティングに活かせるスキルや資格も記載しましょう。

スキルの書き方に迷ってしまう場合は「自分にできること」を文章で説明すれば大丈夫です。

スキル・資格の記載例

【スキル】

Webライターとして以下の業務経験があり、各対応のおもな流れや要点を理解しています。

  • 原稿執筆
  • 構成作成
  • 編集業務
  • 取材、インタビュー
  • 画像制作(Canvaを使用)

また、スキルアップのために以下の文献を読了しており、ライティングにおける基礎知識も理解しています。

▼Webライティングスキル
文献『○○』を読了(ライティングにおける基礎知識を理解しています)
▼SEOライティングスキル
文献『××』を読了(Googleが検索順位を決定する仕組みを理解しています)

taku

未経験でスキルに自信がない場合は、スキルアップのために取り組んでいることを記載するのも効果的です。

趣味や得意分野

趣味や得意分野を記載すると、執筆ジャンルに対する知見のアピールにつながります。

たとえば、旅行が好きな人は「旅行サイト」の記事執筆に適任です。

元エンジニアであれば「IT系情報サイト」「ガジェット紹介サイト」の執筆案件に向いています。

taku

ライティング業務とは関係のなさそうな趣味でも、興味や関心をアピールすると仕事の幅が広がります。

趣味や得意分野の記載例

【趣味・得意分野など】

趣味は旅行です。とくに出身地である○○県の観光スポットには、リピーターとして何回も訪問しています。その経験から得られた知識は、執筆でも活かせると思います。

また、旅行が好きなこともあり、おすすめスポットの紹介記事を楽しく拝見してきました。そんな記事を制作する立場となることに魅力を感じ、いまではWebライターとして活動しています。

使用できるツール

Webライティングの案件では、クライアントから以下の確認事項を頻繁に求められます。

  • ○○の方法で納品できますか?
  • ○○の方法で連絡可能ですか?

よくある確認事項をあらかじめ記載しておくと、クライアントがオファーするハードルを下げられます。

使用できるツールの記載例

【使用できるツール】

▼執筆

  • Word
  • Googleドキュメント
  • WordPress

▼連絡

  • ChatWork
  • Slack
  • Zoom

▼その他

  • Enno
  • CopyContentDetector

稼働できる時間帯・曜日

稼働できる時間帯や曜日を事前に伝えると、契約後の円滑なコミュニケーションにつながります。

また、連絡可能な時間帯や納品本数なども記載すると親切です。

稼働できる範囲を事前に伝えておけば、無理な依頼やタイミングの悪い連絡を防ぐ対策にもなります。

taku

想定でも構わないので、納品できる本数も記載すると効果的です。

稼働できる時間帯・曜日の記載例

【稼働できる時間帯・曜日】

月~金:13:00~18:00
土日祝:10:00~20:00

※月10記事(週2~3記事)ほど納品できる想定です。

【連絡可能な時間帯・曜日】

月~金:13:00~20:00
土日祝:10:00~22:00

希望単価

最後に希望単価を記載します。

プロフィール欄にも記載個所はありますが、時間単価しか書けない場合もあります。

必要に応じて、以下の単価も明記しておきましょう。

  • 文字単価
    (目安:1.0~2.0円)
  • 時間単価
    (目安:1,000~2,000円)
希望単価の記載例

【希望単価】

報酬単価につきましては、以下の条件を希望しております。
(あくまでも希望として、ご提示いただいた金額にてご相談させていただきます)

文字単価:1.0円~
時間単価:1,500円~

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Webライターの自己PR|基本形の例文【コピペ可】

ここで、僕自身が実際に使用していた自己PRの例文(テンプレート)を紹介します。

自分自身のスキルや得意ジャンルにあわせて、自由にカスタマイズしてみてください。

taku

そのままコピペして自由に活用してください。

マーカー個所は補足なので、コピペするときは消してください。

自己PRの例文(タップで開く)

はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
○○と申します。

【経歴】
・経歴①:○年
・経歴②:○年
・Webライター:○年

現在はフリーランスとしてライティング業務を中心に活動しています。
フリーランスになる前は、○○として○年間勤めていました。
△△や◇◇の業務経験もあり、真摯に取り組むことをお約束します。
3行くらいにまとめて要点を伝える

【実績】
Webライターの実績は、以下のとおりです。

・○○系ジャンル:執筆本数○本以上
・××系ジャンル:執筆本数○本以上

また、以下KWで検索上位表示を達成しています。

・KW「○○」:検索順位1位(月間検索数100~1000)
・KW「××」:検索順位3位(月間検索数100~1000)
・KW「■■」:検索順位5位(月間検索数100~1000)
わかる範囲で問題なし

WordPressでのブログ運用経験もあり、SEOを意識した文章作成も理解しています。

・月間PV数○○
・複数記事の検索上位表示を達成
・キーワード選定や読者想定を意識しています

【スキル】
Webライターとして以下の業務経験があり、各対応のおもな流れや要点を理解しています。

・原稿執筆
・構成作成
・編集業務
・取材、インタビュー
・画像制作(Canvaを使用)
経験したことはスキルとしてアピールする

また、以下の文献を読了しており、ライティングにおける基礎知識を理解しています。

▼Webライティングスキル
文献『○○』を読了(ライティングにおける基礎知識を理解しています)
▼SEOライティングスキル
文献『××』を読了(Googleが検索順位を決定する仕組みを理解しています)
スキルアップのために取り組んだことも記載すると効果的

【趣味・得意分野】
趣味は旅行です。とくに出身地である○○県の観光スポットには、リピーターとして何回も訪問しています。その経験から得られた知識は、執筆でも活かせると思います。
旅行が好きなこともあり、おすすめスポットの紹介記事を楽しく拝見してきました。そんな記事を制作する立場となることに魅力を感じ、いまではWebライターとして活動しています。
趣味から得た知識があること、Webライターを始める動機になったことを書くと良い

【使用できるツール】
▼執筆
・Word
・Googleドキュメント
・WordPress

▼連絡
・ChatWork
・Slack
・Zoom

▼その他
・Enno
・Copy Content Detector

【稼働できる時間帯・曜日】
月~金:13:00~18:00
土日祝:10:00~20:00
※月10記事(週2~3記事)ほど納品できる想定です。

【連絡可能な時間帯・曜日】
月~金:12:00~18:00
土日祝:10:00~22:00

【希望単価】
報酬単価につきましては、以下の条件を希望しております。
(あくまでも希望として、ご提示いただいた金額にてご相談させていただきます)

文字単価:1.0円~
時間単価:1,500円~

納期を守ることはもちろん、丁寧なコミュニケーションを心がけます。
どうぞよろしくお願いいたします。

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自己PRに困ったときの対策

自己PRには、ライティング業務の実績を記載すると効果的です。

しかし、実績のない初心者は、書くべき内容に悩んでしまいます。

そこで、初心者が「書くことがなくて困ったとき」に活用できる3つの対処方法を紹介します。

取り組んでいることを書く

Webライターの実績がない場合は「これから活動するために取り組んでいること」を書いてみましょう。

たとえば、以下のような内容です。

  • ライティングスキルのために勉強していること
  • ブログ運営の成果や意識していること

初心者が実績をアピールできないのは仕方のないことです。

しかし、スキルであれば、自主的な学習でも補えます。

そもそも、スキルアップするための努力は、初心者かどうかにかかわらず欠かせません。

taku

Webディレクターの経験がある僕自身の意見ですが、クライアントは実績だけでなく「誠実に対応してくれるかどうか」も重視します。

ブログの成果を書く

個人ブログの運用で得られた成果も、自己PRのアピールポイントとして効果的です。

とくに以下の成果があれば、SEOの理解度をアピールできます。

  • 検索順位
    (10位以内に表示された記事がある)
  • 月間PV数
    (月間10,000PV以上が理想的)

検索順位の上位表示や月間1万以上のPV数は、SEOを意識できなければ簡単には達成できません。

成果を上げるための取り組みも伝えられると、より具体性が増して効果的です。

Webライティング業務では、WordPressでの執筆を求められる場合もあります。

業務の幅を広げるためにも、WordPressでのブログ運用にもチャレンジしてみましょう。

スキル検定にチャレンジする

クラウドワークスやランサーズでは、Webライティングのスキル検定を受けられます。

検定は基本無料で実施可能です(難易度により有料検定あり)。

また、設問はマーク式(選択式)のため、気軽にチャレンジできます。

検定結果はプロフィールに公開できるので、まずは初級編(3級)の合格から目指してみましょう。

WEBライター検定3級の対策はこちら

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Webライターの自己PR|初心者向けの例文【コピペ可】

初心者向けに編集した自己PRの例文(テンプレート)を紹介します。

先述した基本形の例文と内容に大きな違いはありません。

taku

あくまでも参考として、Webライターとしての実績がなくても書ける要素を見つけてみてください。

マーカー個所は補足なので、コピペするときは消してください。

自己PRの例文(タップで開く)

はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
○○と申します。

【経歴】
・システムエンジニア:10年
・Webライター:1年

副業でWebライターとして活動しています。
本業はシステムエンジニアとして10年間勤めています。
プロジェクトマネージャーの経験もあり、業務には真摯に取り組むことをお約束します。
3行くらいにまとめて要点を伝える

【実績】
Webライターとしては、過去の経験や趣味を活かして以下のジャンルを得意としております。

・○○系ジャンル
・××系ジャンル

WordPressでのブログ運用経験もあり、SEOを意識した文章作成も理解しています。

・月間PV○○
・複数記事の検索上位表示を達成
・キーワード選定や読者想定を意識しています
実績があれば2~3個アピールすると良い

【スキル】
Webライティングのスキルアップのため、以下のスキル検定を実施しております。

・WEBライター検定3級:合格
クラウドワークスの場合

また、以下の文献を読了しており、ライティングにおける基礎知識を理解しています。

▼Webライティングスキル
文献『文章力の基礎』を読了(ライティングにおける基礎知識を理解しています)
▼SEOライティングスキル
文献『これからのSEO内部対策』を読了(Googleが検索順位を決定する仕組みを理解しています)

【趣味・得意分野】
システムエンジニアの職務では、業務マニュアルや提案書などの文書作成を日常的に実施しております。
パソコン操作にも慣れており、文字入力のタイピングスピードには自信があります。
IT分野の情報や最新ツールを日頃からリサーチしており、文章で読者に紹介できる知識もあります。
本業で心掛けていることやライティングに活用できそうなことをアピールすると良い

趣味は旅行です。とくに出身地である○○県の観光スポットには、リピーターとして何回も訪問しています。その経験から得られた知識は、執筆でも活かせると思います。
旅行が好きなこともあり、おすすめスポットの紹介記事を楽しく拝見してきました。そんな記事を制作する立場となることに魅力を感じ、いまではWebライターとして活動しています。

【使用できるツール】
▼執筆
・Word
・Googleドキュメント
・WordPress

▼連絡
・ChatWork
・Slack
・Zoom

▼その他
・Enno
・Copy Content Detector

【稼働できる時間帯・曜日】
月~金:18:00~20:00
土日祝:10:00~18:00
※月5記事(週1~2記事)ほど納品できる想定です。
初心者の場合は無理のない範囲で記載する

【連絡可能な時間帯・曜日】
月~金:18:00~22:00
土日祝:10:00~20:00

【希望単価】
報酬単価につきましては、以下の条件を希望しております。
(あくまでも希望として、ご提示いただいた金額にてご相談させていただきます)

文字単価:1.0円~
時間単価:1,500円~
記事単価:要相談

納期を守ることはもちろん、丁寧なコミュニケーションを心がけます。
どうぞよろしくお願いいたします。

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自己PRの作成で注意したい3つのポイント

自己PRの作成には、注意したい3つのポイントがあります。

とくに初心者の場合は、書くことがないからといって余計なひと言や不要な情報に注意が必要です。

初心者アピールをしない

自己PRに以下のような「初心者アピール」は不要です。

「初心者ですが、気持ちだけは負けていません。」
「初心者なので、至らないところもあるかと思います。」

実際に初心者だから、不安な気持ちが文章に出てしまうのは理解できます。

しかし、クライアントが、わざわざ「至らないところのある初心者」を採用する理由はありません。

自己PRにはできないことではなく、できることを考えてアピールしてみましょう。

できないことは書かない

自己PRに「できないこと(ウソ)」を記載するのはNGです。

スキルや実績に見栄をはっても、文章を見ればクライアントは違和感に気づきます。

Webライターに限らず、ウソをつくような信用できない人には仕事を依頼できません。

信用を失うと契約解除につながるリスクもあるので、できることを誠実に伝えましょう。

定期的に更新する

自己PRは、スキルや実績の変化にあわせて定期的に更新しましょう。

最初に作成した状態のまま放置してしまうと、いつまで経っても初心者と認識されてしまいます。

ライティング業務を経験していくうちに、実績やスキルは日々変化するはずです。

業務の幅を広げるためにも、自己PRの定期的な更新を心がけましょう。

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自己PRはWebライター最大のアピール手段!

自己PRはクライアントが必ずチェックするため、とくに重要視して作成すべき要素です。

自己PRには自由な内容を記載できますが、せっかくならクライアントが求めている情報をアピールしましょう。

クラウドソーシングサイトでの仕事探しには面接がないため、自己PRの内容が最大のアピール手段です。

taku

自己PRの作成は、誰もが苦戦します。上手く作成できなくても落ち込まなくて大丈夫です。

今回紹介した例文を活用しながら、焦らずにじっくりと作成してみてください。

自己PRをうまく作成できれば、案件オファー時の提案文にも活用できますよ。

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