【高校生だけ読んで】Webライターって稼げないよ?ガッカリするよ

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高校生のバイト選びに「Webライター」ってアリかな?

高校生のバイト選びにWebライターはおすすめできません。
なぜなら、想像以上に稼げないからです。

Webライターといえば「誰でも簡単に始められる」といったイメージがあります。

僕自身も未経験からフリーランスに転身した現役のWebライターです。
Webライター2年目には、編集者・ディレクターへのステップアップを経験しました。

ただし、高校生となると話は別です。
Webライターは、高校生には適していません。

そこで今回は、Webライターに興味がある高校生に向けて『おすすめできない理由』を解説します。

執筆者プロフィール

taku
  • Webライター(4年)
  • Webディレクター(1年)
  • 元システムエンジニア(9年)

未経験からフリーランスのWebライターに転身。
保有資格:SEO検定1級・FP3級
2つのブログを運営しています。

目次

高校生にWebライターはおすすめできない

高校生のアルバイトに、Webライターはおすすめできません。

上記はWebライター初心者が「ほぼ確実にぶつかる壁」です。

スキルがない高校生の立場では、壁を乗り越えようとしている間に学生生活が終わります。

想像以上に稼げない

そもそも「高校生かどうか」にかかわらず、Webライターの仕事は稼げるようになるまで時間がかかります。

上記の記事でも紹介していますが、僕自身もWebライターとして活動しています。

Webライター1年目の報酬を時給換算すると「500円以下」でした。

taku

さすがに「お小遣いじゃねーか」ってビックリしました。

じゃあ、なんでWebライターを選んだの?

それでも、Webライターを選んだ理由は、Webライティングの「ノウハウを身につけるため」です。

つまり、稼ぐことを目的にWebライターを選んだわけではありません。

Webサイトや個人ブログの運用スキルを習得して、仕事の幅を広げるのが目的でした。

taku

お金を稼ぎたいのであれば、もっと簡単なアルバイトを選べます。

想像以上に時間を奪われる

Webライターの仕事は、想像以上に時間を奪われます。

時間を奪われる原因
  • 書くべき内容をリサーチする時間
  • 納品後の添削結果を修正する時間

一般的なアルバイトであれば、初日は大変でも数日経てば業務に慣れます。

しかし、Webライターの仕事は、記事のテーマが変わるたびに書くべき内容のリサーチが必要です。

さらに、納品後の添削結果でたくさんの指摘を受けてしまうと、修正作業に時間がかかってしまいます。

WebライティングやSEOの知識が不足する初心者は、必要以上に時間がかかってしまうはずです。

一般的なアルバイトなら、働いた時間に応じた給料(時給)を得られます。

しかし、Webライターの報酬は「1文字:1円」のように、文字単価で決めるのが一般的です。

リサーチに時間をかけて頑張っても、報酬額は増えません。

仕事を受注するハードルが高い

Webライターの仕事は、クラウドソーシングサイトで受注するのが一般的です。

自分の強みをアピールして仕事を得る必要があり、高校生にはハードルの高さを感じてしまいます。

クラウドソーシングサイトを利用した仕事探しは、基本的に面接がありません。

やる気や人柄より「スキルや実績」を重要視する傾向にあります。

リモートワークの普及により、Webライターは副業として人気を集めています。

「社会人経験がある」「まとまった時間を確保できる」といった強みのあるライバルに、スキルのない高校生が勝負するのは困難です。

未経験でも歓迎してくれるクライアントもいますが、基本的には業務に「長く携わってほしい」と考えています。

バイト目的の学生は、残念ですが「すぐに辞めそう」といったネガティブなイメージがあるのも事実です。

taku

厳しい言葉ですが、クライアントの立場として「あえて高校生を採用する理由」がありません(体力や活気を活かす仕事ではないので)。

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【疑問】未経験でも始められるって聞いたけど?

Webライターって「未経験でも簡単にできる!」ってよく聞くよ?

ネットの記事を見ると、たしかにWebライターは「未経験でも始められる!」と取り上げられています。

もちろん、当ブログでも「未経験から始める方法」を紹介しています。

ただし、繰り返しますが、高校生にはおすすめできません。

ここからは「なんで高校生だけダメなの?」の疑問を解決できるように、Webライターの仕事に少しだけ踏み込んだ内容を紹介します。

Webライターは「業務」として取り組むべき

Webライターの仕事は「業務(本業・副業)」として取り組む必要があります。

その理由は「稼げない時期」を乗り越える精神的な余裕があるからです。

本業として取り組むのであれば、稼げない時期を「最初だけ」と長期的な視点で受け入れられます。

また、業務に費やす時間を確保できれば、短期間でのスキルアップも期待できます。

副業として取り組むのであれば、本業の収入が「バックアップ」になります。

仮にWebライターの仕事が順調に進まなくても、あくまでも「副業」と受け入れて精神的な負担を和らげられます。

バイトとして取り組む場合、稼げない時期があることに納得できますか?

将来、Webライティングに生活をゆだねる覚悟がありますか?

高校生は、将来の進路を「これから考える段階」です。

Webライティングに興味があるなら、進路を決めてからでも遅くありません。

稼げないバイトに時間を奪われるくらいなら、学業や趣味を満喫して進路の幅(選択肢)を広げるべきです。

taku

僕は学生時代に「本当にやりたいこと」に気づかず、社会人になってから後悔しました。

社会人でも稼げる人はごくわずか

Webライターは、未経験でも挑戦しやすい職種です。

ただし、稼げるライターは、学生かどうかにかかわらず「ごくわずか」です。

とくに初心者は「月5万円の壁」に苦労します。

想像よりも稼げないことにガッカリしてしまうWebライターがいることも事実です。

Webライターが稼げるようになるためには、信頼と実績の積み重ねが欠かせません。

しかし、成果を出すためには、努力が必要ですし、時間もかかります。

taku

以下はあくまでも「とあるWebディレクターのひとりごと」として読んでください。

Webライターの現実を勘違いするな!
  • ネット記事に書かれている「簡単に稼げます!」の情報に惑わされない
    ※その情報に「根拠はある?」「納得できる?」を意識して正しく見極めよう
  • 高校生であることを隠して仕事するのはNG
    ※報酬のためにクライアントを騙す行為は人として間違っている

学業との両立は困難

Webライターとして安定した収入を得るためには、基礎的なライティングスキルを学習する必要があります。

当ブログでも、上記のスキルをそれぞれ解説しています。

もし、学業や部活動を順調に取り組めている人がいたら、ぜひスキルアップの参考にしてみてください。

ただし、

順調に取り組めている自信がないなら、学業や部活動を優先すべきです。

大事な大会が控えているなら、大学受験が控えているなら、どう考えたって将来の進路が最優先です。

taku

アルバイトやスキルアップに努力するのは、もちろん立派なことです。ただし、本来やるべきことに悪影響の出ない範囲で取り組みましょう。

大学生なら「就職活動の一環」として取り組める

高校生はダメなのに、大学生にはおすすめなの?

当ブログでは、大学生に向けて「Webライターはおすすめ!」と発信しています。

ただし、あくまでもアルバイトではなく「就職活動の一環」としてメリットがあるからです。

「文章を正しく書くスキル」は、Webライターに限らず、さまざまなビジネスシーンで活用できます。

就職を意識する大学生であれば「稼ぐこと」以外のメリットに価値を感じられるでしょう。

taku

Webライターを始めるなら、大学生からでも遅くないですよ。

大学生になったら読んでほしい記事

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高校生でもWebライターのアルバイトは可能

高校生がWebライターになるのは無理ってこと?

高校生でもWebライターのアルバイトは可能です。

Webライターの案件探しは、基本的にはクラウドソーシングサイトを利用します。

しかし、高校生の場合は、一般的なアルバイトと同様に「求人サイト」を活用するのが得策です。

クラウドソーシングサイトは未成年NG

一般的なクラウドソーシングサイトは、18歳未満の未成年では利用できません。

サイト18歳未満の利用
クラウドワークス
ランサーズ
サグーワークス
shinobiライティング会員登録に親権者の同意が必要
ココナラ会員登録に親権者の同意が必要

一部には年齢制限を設けていないサイトもありますが、基本的には会員登録時に親権者の同意を求められます。

また、高校生であることを伏せて活動するのもNGです。

「バレなきゃいい」の考え方は、そもそも社会人として間違っています。

どのような理由があっても、身分を隠してお金稼ぎする人を快く思うクライアントはいません。

taku

一部のWebサイトでは「言わなくても大丈夫」と無責任に書かれていますが、トラブルになっても責任を取ってくれないので注意しましょう。

求人サイトで「学生可」の案件を探す

高校生がWebライターの仕事を探す場合は、アルバイトの求人サイトを活用しましょう。

一般的なアルバイトを探すように、タウンワークやバイトルなどのサイトを活用すれば問題ありません。

求人を探すコツ
  • 職種「ライター」から探す
  • 条件「学生可」で絞り込む

本気でお金を稼ぎたい・スキルを学びたいと考えるなら、地元の企業にアルバイトとして採用してもらうのが理想的です。

企業の担当者からノウハウを学べるだけでなく、自ら営業しなくても担当業務を割り振ってもらえます。

アルバイト採用クラウドソーシング
スキル習得企業の担当者から学べる
時給が発生する
基本的には独学する
時給が発生しない
案件受注企業から割り振ってもらえる自分で営業する必要がある
アルバイトとクラウドソーシングの比較
アルバイト採用クラウドソーシング
スキル
習得
企業から学べる
時給が発生する
基本的には独学する
時給が発生しない
案件受注企業から
割り振ってもらえる
自分で
営業する必要がある
アルバイトとクラウドソーシングの比較

アルバイトであれば、業務中にスキルを学習する時間帯にも時給が発生します。

しかし、在宅で案件を受注するクラウドソーシングでは、記事の納品以外に報酬は発生しません。

taku

働きながらスキルを学べるほうが、効率的で賢いやり方だと思います。

バイト探しはタウンワークがおすすめ!

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将来Webライターを目指すために高校生がすべきこと

Webライティングに興味があるんだけど、Webライターは諦めたほうがいいのかな?

taku

あまり否定的なことを書くと「文章を書く仕事」に興味がある人の選択肢を狭めてしまうかもしれませんね。

ここまでネガティブな意見ばかり紹介したので、少しだけ将来に向けたポジティブな考えも伝えます。

「文章を書く仕事」に興味がある人は、Webライターを目指しても問題ありません。

ただし、高校生がWebライターのアルバイトをするのは、遠回りだと断言します。

将来に向けて「いま」やるべきこと
  • なりたい職業を見つける
  • 個人ブログを始める

なりたい職業を見つける

本気でWebライターとして生きていきたいのであれば、なりたい職業を見つけるべきです。

Webライターがなりたい職業じゃないの?

Webライターの高単価な案件を受注するためには、専門分野の知識や業務経験が求められることもあります。

そのため、他業種で実績を積んでから、Webライターに転身する人も少なくありません。

taku

僕自身もSEからWebライターに転身し、IT系のジャンルで高単価の案件を受注した経験があります。

Webライターの高単価ジャンル
  • 不動産
  • 金融
  • 医療
  • IT系
  • 転職

上記のジャンルは、比較的高単価な案件を受注できる傾向にあります。

もし、本業を続けられない事情ができた場合には、業務経験を生かしてWebライターに転身する選択肢があるだけでも安心できます。

taku

もちろん本業が充実すれば、無理にWebライターに転身する必要はありませんよ。

個人ブログを始める

将来的にWebライターを目指すなら、個人ブログを始めるのもおすすめです。

書きたいことを自由に発信できるので、まずは練習のつもりで活用してみましょう。

ブログで慣れておきたいこと
  • Web記事の書き方
  • 画像の作り方

記事の書き方や画像の作り方は、大人になってもめっちゃ悩む要素です。

だからこそ、高校生のうちから慣れておくと、本格的なスタートを切るタイミングで圧倒的な差を生み出せます。

taku

高校生から野球経験がある人と30代から草野球を始めた人に差があるのと同じ。

まずは記事執筆の練習を目的として、無料の範囲で始めても問題ありません。

個人ブログといえばWordPressが定番ですが、以下のサービスを利用すれば無料で始められます。

無料でブログを始めるなら
  • note
  • はてなブログ

WordPressを利用する場合は、サーバーやドメインに1,000円程度の月額料金が発生します。

不要な出費を減らすことも意識しながら、ブログ記事の執筆にチャレンジしてみましょう。

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Webライターより「ブログ」がおすすめ

Webライティングに興味がある(学んでおきたい)のであれば、Webライターではなく「個人ブログ」がおすすめです。

個人ブログがおすすめな理由
  • 納期やルールを気にせず自由な記事を書ける
  • 成果が出るまでに時間がかかる
    (だからこそ早くスタートすべき)
  • ライティング業務で実績をアピールできる
  • 成果次第で収入を得られる

ブログは成果が出るまで時間がかかる

個人ブログで成果(収益・集客)を出すには、一般的に半年~数年ほどの時間がかかります。

広告費用を払い、大々的に宣伝しない限り、ブログはじわじわと認知されていくものであるからです。

だからこそ、高校生のうちにスタートするのは、大きなメリットとなります。

個人ブログであれば、納期やルールを気にする必要もありません。

taku

まずは収益化にこだわらず、学んだ知識をアウトプットする媒体として活用してみましょう。

「何を書くか」ではなく「誰が書くか」も重要

Webライターには誰でもなれますし、ネットの情報を集めれば「それっぽい記事」を書けます。

でも、寄せ集めた情報で書いた記事は、何の価値も生み出しません。

Webライティングは「何を書くか」ではなく「誰が書くか」も重要です。

  • 食べたラーメンは500食オーバー!とんこつの血が流れるラーメンライター
  • ライター歴10年!ていねいな文章が自慢のベテランライター
taku

どちらのライターが書いた記事を見てラーメン屋を選びたいですか?

Webライティングを始めると、成果やテクニックばかりを気にしてしまいます。

しかし、Webライターに重要視されるのは、誰でも書ける記事ではなく「あなたしか書けない記事」を書くことです。

興味があるジャンルを追求してブログで発信するのは、将来の武器となる可能性を秘めています。

高校生だから書けるブログ記事がある

高校生がブログを始めるなら「高校生をターゲットとするテーマ」がおすすめです。

同じ悩みを抱えているであろう同級生に向けて、自分自身のリアルな経験を紹介してみましょう。

高校生に向けた記事例
  • ○○部に入って良かったこと・悪かったこと
  • 評判の良い参考書「××」を試してみた(感想・レビュー)
  • こんな担任は嫌だ(教師あるある)

上記の記事ネタは、高校生が書くからこそリアリティがあり共感が生まれます。

また、クラスメートや担任の先生から聞いた話を、そのままブログ記事のネタとして活用するのも効果的です。

taku

大人が「高校生のつもり」で書くよりもリアルな記事が書けるはず。

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Webライターは高校卒業後でも遅くない

高校生がWebライターに挑戦するのは、Webディレクターの立場として本気で阻止します。

お金を稼ぎたいだけであれば、時給で働けるアルバイトを選んだほうがよっぽど楽だからです。

結論をおさらいすると、高校生にWebライターはおすすめできません。

…とは言ったものの、Webライターは読者の悩みや疑問を文章で解決できる立派な仕事です。

taku

僕自身も文章を書くのが好きで、Webライターを選びました。

Webライターに興味をもち、挑戦しようと努力するのは間違っていません。

まずは、Webライターを意識した将来の進路から検討してみましょう。

もし、Webライティングに挑戦するのであれば、大学生からでも遅くはありません。

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