Webライターってどんな仕事?未経験で挑戦する必要スキルと始め方

Webライターのおもな仕事は、Webメディアに掲載する記事の執筆です。「文章を書くこと」「人の役に立つこと」が好きであれば、Webライターの仕事が向いています。

最近ではリモートワークの普及により「未経験者でも始められる副業」としても注目を集めています。ただし、人気があり誰でも挑戦しやすいからこそ、事前に仕事内容や必要スキルを知っておくことも大切です。

そこで今回は「未経験からWebライターに挑戦したい人」に向けて、事前に把握しておきたい基本的な知識を解説します。

目次

Webライターとは|Web記事を執筆する仕事

Webライターとは、Webサイトに掲載する記事の執筆者です。

依頼主から指定されたテーマに沿って、おもに以下のような記事を書きます。

  • コラム
  • レポート
  • ニュース
  • 商品やサービスの紹介
  • インタビュー

Webライターが記事を書く目的は「読者の疑問や悩みを文章で解決すること」です。

そのため、読者が読みやすく伝わりやすい文章力が必要となります。

また、執筆する記事はWebサイトに掲載されることから、検索エンジンやSNSからの集客も意識すべきポイントです。

Webライターの役割とは|Web記事を執筆する3ステップを解説

Web記事を執筆する3ステップ
Web記事を執筆する3ステップ

Webライターが記事を執筆する流れは、基本的に以下の3ステップです。

  • 見出し構成を作成する
  • 必要な情報をリサーチする
  • 原稿を執筆する

「文章を書くだけの仕事」といったイメージのあるWebライターですが、原稿に必要な見出し(目次)の作成や情報のリサーチも欠かせません。

文章を書くスキルだけではなく、記事に必要な情報を整理・収集するスキルも求められます。

1.見出し構成を作成する

原稿を執筆するためには、記事の枠組みとなる「見出し構成」の作成が必要です。

見出し構成は目次の役割もあるため、読者に向けて「どのような情報をどのような順序で伝えるか」を整理するのに役立ちます。

ライティング業務には、作成済みの見出し構成をもとに執筆だけを担当する案件もあります。

ぎょぎょぎょ

初心者であれば、見出し構成を作成不要な案件から始めてみるのもおすすめです。

2.必要な情報をリサーチ・取材する

見出し構成に沿って原稿を作成する前に、記事に必要な情報のリサーチを実施します。

Webサイトに掲載する記事は、依頼主の要望に合わせて書くためです。

記事に必要な情報に対して自分の知識が不足している場合は、取材や文献をもとにリサーチするのが基本です。

取材記事テーマに詳しい専門家や有識者へのインタビュー
アンケート調査商品やサービスの利用者から意見や感想を収集する

情報の信用性を求められるような記事テーマの場合は、取材やアンケート調査を依頼されることもあります。

読者にとって役立つ情報を正確に伝えるためにも、Webライターにとってリサーチは大切な役割です。

3.原稿を執筆する

見出し構成とリサーチした内容をもとに原稿を執筆します。

Webライターの執筆業務は、依頼主が提示する以下のルールに沿って対応するのが一般的です。

  • 執筆ルール
    (マニュアルや指定ツールなど)
  • 指定文字数
  • 納期

依頼主が提示する執筆ルールは、記事の掲載サイトによりテイストが異なる場合もあります。

  • 旅行サイト:明るく楽しい口調
  • 教育サイト:まじめで論理的な口調

依頼主がターゲットとする読者に合わせて、文章表現や言い回しを使い分ける技術も必要です。

Webライターに必要な5つのスキル

Webライターの執筆業務には、以下5つのスキルが必要です。

  1. 読者が読みやすい文章を書くスキル
  2. 検索エンジンに適した文章を書くスキル(SEOライティング)
  3. 情報をリサーチして文章にまとめるスキル
  4. 読者の検索ニーズを想像するスキル
  5. コミュニケーションスキル

基本的には上記のスキルがあれば、特別な資格は不要です。

未経験でも業務をしながらスキルアップできるので、まずは「何が必要となるのか」だけ理解しておきましょう。

1.読者が読みやすい文章を書くスキル

読者が読みやすい文章が理想的

Webライターが書くべき文章のポイントは、読者が求める情報をシンプルに伝えることです。

読者は疑問や悩みを解決するためにWebサイトを閲覧します。

学術書のように膨大な情報や小説のようにユニークな文章表現ではなく、読者に必要な情報をわかりやすい文章で書きましょう。

  • 結論から書く
  • 一文は短くまとめる(80文字以内)
  • 適度に改行する

シンプルで読みやすい文章を書くためには、上記のような工夫も大切です。

「何も知らない初心者が、文章を読むだけで目的を達成できる記事」を書くことから目標にすると良いでしょう。

2.検索エンジンに適した文章を書くスキル(SEOライティング)

検索エンジンを意識することも大切

Webライターは、検索エンジン(おもにGoogle)を意識した文章を書くことが重要です。

Webサイトに掲載する記事は、インターネットで情報検索するユーザーをターゲットとしています。

執筆した記事ができるだけ多くの検索ユーザーに閲覧してもらえるよう、検索エンジンに最適な書き方とするための対策(SEO)が必要です。

SEO(Search Engine Optimization)とは

「検索エンジン最適化」の略であり、記事ページを検索結果の上位に表示するための施策。

Webページは検索結果の上位に表示されることで訪問者が増えることから、Web記事の執筆には必要不可欠な取り組み。

検索エンジンは「読者に有益な情報が記載された記事」を独自基準で判断し、検索結果の上位に表示します。

以下のような対策を工夫できるWebライターは、依頼主から高く評価されるでしょう。

  • 記事テーマに関連するキーワードを含めた原稿を執筆する
  • 記事テーマに関連する文章のみ執筆する
    (1記事1テーマが基本)
  • 読みやすいレイアウトで執筆する
    (画像や表を活用)

3.情報をリサーチして文章にまとめるスキル

Webライターは記事に必要な情報をリサーチし、文章にまとめるスキルも求められます。

どのようなジャンルの記事でも、知識のない内容を情報収集しながら執筆するケースはよくあることです。

情報収集の手段としては、インターネットや参考文献の調査が一般的です。

ただし、読者に間違えた情報を伝えてしまわぬように、情報の引用元が信頼できるかどうかの見極めも注意深く判断する必要があります。

4.読者の検索ニーズを想像するスキル

Webライターが記事を執筆する目的は「文章で読者の要望を叶えること」です。

読者の要望とは(一例を紹介)
  • 数ある商品から自分に合った一品を知りたい
  • 筋トレ器具の使い方がわからないので教えてほしい
  • 未経験でWebライターを目指すために必要なことを知りたい
  • ネットサービスを試す前に信用できるかどうか確認したい
  • テーマパークの営業時間やチケット料金が知りたい

上記のように、読者にはWebサイトを閲覧する目的があります。

読者が記事を検索した目的を想像し、内に秘めた要望を叶えてあげることがWebライターの大切な役割です。

同じ商品の記事でもターゲットによって記載すべき内容は異なる
  • 商品の購入を検討しているユーザーには、特徴やメリットを教えてあげる。
  • すでに商品を購入しているユーザーには、使い方や管理方法を教えてあげる。

5.コミュニケーションスキル

Webライターには、依頼主と「報連相」するコミュニケーションスキルも必要です。

「報連相」といっても、社会人としての基本的なコミュニケーションができれば問題ありません。

ただし、Web上でのやり取りが主流となるフリーランスの場合は、対面できないことに難しさを感じることもあります。

非対面コミュニケーションのデメリット
  • 素性を知らない相手に不安を感じてしまう
  • 文字のやり取りでは冷たい印象を与えることもある
  • 言葉の意図が伝わりにくい(認識違いが起こることも)

フリーランスのWebライターは、チャットツールを用いたコミュニケーションが主流です。

ぎょぎょぎょ

毎日対面することもないため、必要最低限の連絡を取ります。

だからこそ、適切なタイミングで的確な内容を伝えられるコミュニケーションスキルが必要です。

依頼主の要求とは異なる記事を納品した場合には、修正作業が発生することもあります。

修正作業による負担を減らすためにも、疑問や不明点は随時確認しながら解決することが大切です。

Webライターの年収とキャリア|ぎょぎょぎょの体験談を紹介

Webライターのキャリアとは?

Webライターのキャリアはさまざまです。

  • 企業の専属ライターとして自社製品やサービスを紹介する人
  • ライティングを請け負う会社から複数の執筆案件を受注している人

この記事を書いた「ぎょぎょぎょ」も、以前は副業Webライターとして活動していました。

ぎょぎょぎょ

始めたばかりの頃は「どれくらい稼げるのか?そもそも未経験で仕事を受注できるのか?」と気になりました。

ここからはWebライターの年収や働き方について、あくまで一例ではありますが実体験を交えて紹介します。

どれくらい稼げる?|副業ライターの年収は50~100万円が目安

Webライターの平均年収についての指標は見つけられませんでした。

実体験や経営者に聞いた話から判断すると、以下の金額が目安となりそうです。

Webライターの年収(目安)
  • 本業ライター:年収300~500万円
  • 副業ライター:年収50~100万円

ちなみに、自分自身が副業Webライターとして活動していた頃の年収は「約60万円」でした。

ぎょぎょぎょの場合内容
執筆文字数平均6,000文字程度
(3,000~15,000文字)
納品ペース週2本
月収換算48,000円
(6000文字×2本×4週間)
年収換算576,000円
(48,000円×12ヶ月)

ぎょぎょぎょは副業で活動していたので、19時以降に作業していました。

まとまった時間は確保せず、比較的ゆったりと「3日間で1記事」のペースが基本でした。

日中も時間を確保して「2日間で1記事」のペースで作業できれば、副業のWebライターでも年収90万円ほど稼げます。

ライター職(正社員)の平均年収は450万円
(出典:求人ボックス 給料ナビ|ライターの仕事の年収・時給・給料情報

求人ボックスの調査データ(2021年11月現在)によると、ライター職(正社員)の平均年収は約450万円だそうです。

平均時給に関しては、派遣社員が1,699円、アルバイト・パートが1,010円の結果でした。

未経験でもできる?|基礎知識があればだれでも挑戦可能

Webライターは未経験でも気軽に挑戦できる職業です。

ただし、Webライティングに関する基礎知識を事前に学んでおきましょう。

ぎょぎょぎょ

Webライターを始める前は、Webライティングの書籍を読んで勉強しました。

それなりに勉強したつもりでも、実際の業務に携わると知識不足とスキル不足を痛感することが多かったです。

ぎょぎょぎょ

添削で山ほど指摘を受けた思い出が…

といっても、Webライティングは基本的に難しい業務ではないため安心してください。

業務をこなしていくうちに、自然とスキルやノウハウの理解度が深まります。

これからWebライターを目指す人は、Webライティングの基礎知識を事前に理解しておくと、よりスムーズに取り組めるでしょう。

副業に向いている?|納期だけ注意すれば空き時間でも作業可能

Webライターは副業に向いています。専門的な知識を必要とせず、パソコン1台あれば在宅ワークも可能です。

未経験でも挑戦しやすいことから、副業の第一候補として注目を集めています。

ただし、副業としてスキマ時間に働くことを検討している場合は、納期だけ注意するよう心がけましょう。

Webライティングは簡単なイメージがありますが、意外と作業に時間がかかります。

ママさんライターも活躍中!?

Webディレクターとして関わったライターさんには、子育て中の主婦も多く活躍しています。しかし、子どもの世話や急な体調不良で、思うように時間がとれずに苦戦する人を何人も見てきました。

スキマ時間を活用できるWebライターですが、慣れるまでは必要以上に余裕をもった時間を確保しましょう。

Webディレクターとしての裏話をすると、Webライターさんに執筆を依頼するときは「副業」であることを考慮して納期を設定しています。

正社員のように1日8時間を確保してくれるとは考えず、スキマ時間で対応してくれることを想定したスケジューリングが基本です。

ぎょぎょぎょ

依頼された納期に自信がない場合は、遠慮せず気軽に相談してみよう。

キャリアアップできる?|Web編集者やディレクターも目指せる

Webライターとして十分な実績を積むことで、以下のキャリアアップを目指せます。

Webライターから
目指せる職業
おもな業務・役割
Web編集者Webライターが執筆した記事をサイトで公開できるよう編集する役割(添削、修正、入稿など)
Webディレクター記事制作をプロジェクト管理する役割(ライターの手配、進捗管理、クライアント対応など)
WebマーケターWebを使って企業の売上アップや販売促進に貢献する役割
WebコンサルタントWebを使って情報発信したい企業へのアドバイスやサポートする役割

どの職業もWebライターとしての経験とスキルが求められます。

しかし、Webライターよりもサイトの運営者に近い立場で働けることから、制作した記事が生み出す成果をリアルに実感できるやりがいもあります。

ぎょぎょぎょ

「ぎょぎょぎょの所属する会社に依頼したら検索順位が本当に上位表示されたよ!」と喜んでもらえたときは嬉しかったな~。

もちろん職業を変えずに、Webライターとしてスキルを磨く選択肢もあります。

その場合は「文章を書くこと」以外にできることを増やすのが理想的です。

Webライターとしてのスキルアップは単価アップにつながる
  • 見出し構成を作成できるようになる
  • 取材対応できるようになる
  • 写真提供できるようになる
  • 短納期で納品できるようになる

上記の内容をこなせるWebライターは意外に少ないです。

他ライターができない案件は基本的に報酬が高いですし、単価交渉もしやすい傾向にあります。

Webライターの始め方|仕事探しはクラウドソーシングが定番

Webライターの仕事探しは、以下2種類の方法が一般的です。

  • クラウドソーシングサイトで探す
  • メディアの求人を探す
    (企業のサイトやSNS)

とくに未経験者や副業でライティング業務を探す場合は、クラウドソーシングサイトの活用をおすすめします。

1.クラウドソーシングサイトで探す

Webライターの仕事をクラウドソーシングサイトで探す場合は、以下の4サイトが定番です。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • サグーワークス
  • Shinobiライティング

どのサイトも豊富な案件を抱えており、案件の内容や条件に大きな差はありません。

それぞれの特徴を比較しながら、自分に合いそうなサイトを2種類ほど選ぶことをおすすめします。

クラウドワークス

(出典:クラウドワークス

クラウドワークスは、仕事発注数570万件(2021年現在)を誇る日本最大級のクラウドソーシングサイトです。

Webライティングの案件も豊富で、自分のスキルに合わせた仕事を探せます。

運営会社株式会社クラウドワークス
登録料無料
システム手数料5%〜20%

ランサーズ

(出典:ランサーズ

ランサーズは、10万件以上の豊富なライティング案件を扱う大手クラウドソーシングサイトです。

とくにWeb系のフリーランス(WebエンジニアやWebライターなど)に向けた案件が多く、在宅でできる仕事の幅を広げることも期待できます。

運営会社ランサーズ株式会社
登録料無料
システム手数料5%〜20%

サグーワークス

(出典:サグーワークス

サグーワークスは、記事制作案件に特化したクラウドソーシングサイトです。

発注者との交渉や案件のマッチングを担当スタッフが代行してくれるため、未経験者でもライティング業務に集中できます。

サグーワークスが実施する独自テストで「プラチナライター」の称号を得ることで、高単価の案件も受注可能です。

ライティングスキルを磨きながら高単価の案件を目指せるため、やりがいにもつながります。

運営会社株式会社ウィルゲート
登録料無料
システム手数料無料

Shinobiライティング

(出典:Shinobiライティング

Shinobiライティングは「タスク案件」に特化したクラウドソーシングサイトです。

タスク案件は受注なしで対応できるため、比較的簡単に作業を進められます。

他社サイトより報酬は低い傾向にありますが、ちょっとしたスキマ時間を埋めるために活用するのも便利です。

運営会社CROCO株式会社
登録料無料
システム手数料無料

2.メディアの求人を探す(企業のサイトやSNS)

Webメディアが運用するサイトやSNSでは、ライター募集の求人を掲載していることもあります。

自分が興味のあるジャンルのメディアであれば、知識や経験を活かして活躍するチャンスも増えるはずです。

メディアの求人から直接契約することには、以下のようなメリットもあります。

  • 手数料がかからない
  • 継続して案件を受注できる
  • 単価が高い傾向にある

ただし、メディアとの直接契約では「Webライターとしての実績」を求められることもあります。

未経験者で実績に自信がない場合は、クラウドソーシングサイトで経験を積むことからはじめてみましょう。

Webライターの仕事は未経験でも挑戦できる!

Webライターの仕事は未経験でも挑戦できる

Webライターの仕事は、未経験者でも気軽に挑戦できます。

しかし、挑戦するハードルが低いことから案件を狙うライバルが多く、特出したスキルがないと年収が上がりにくいことも事実です。

ぎょぎょぎょ

Webライターの業務内容や必要スキルは、事前に把握しておきましょう。

ライティングにかかわる技術は、基本的に業務をこなしながら身につけていくものです。

しかし、事前知識があることで、未経験者でもスタートダッシュで大きな差をつけられます

この記事を読んで、少しでもWebライターに興味が湧いた人は、まずは1記事目の案件に挑戦してみましょう。

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