
被リンクを獲得するにはどうすればいいの?
今回は「被リンクを獲得する方法」をテーマに、実際に試してみたことや得られた効果などを紹介します。
僕自身も「ドメインパワーを上げたい」といった目標があり、その手段として被リンクの獲得を目指していました。
いざ被リンクの獲得を試みようとしてみると、



被リンクの獲得って営業が必要なの?
営業するって、なんかめんどくさそう…
と感じて、正直に言うとやる気が出ませんでした。
しかし、どうやら「無料サイトへの登録」でも被リンクを獲得できると知り、さっそく実践してみました。



ブログ運営歴2年以上の「taku」が実績をもとに解説します。
- 無料サイトへの登録で獲得する方法・効果
- 良質な被リンクの獲得に必要なこと
- なぜ被リンクの獲得を目指すべきなのか
無料サイトで被リンクを獲得してみた


僕が運営している別ブログ『ぎょぎょさんぽ』で被リンクを獲得するため、下記の10サイトに登録(リンク掲載)してみました。
- YouTube
- BLOMU
- Blog Map
- みんなのブログランキング
- リットリンク
- パワーランクランキング
- ペライチ
- HTML名刺
- にほんブログ村
- 人気ブログランキング
まずは、各サイトの概要を簡単に紹介します。
すべて無料で登録可能です。
①YouTube
YouTubeチャンネルを保有している人は、プロフィールページに外部リンク(SNSやHPなど)を登録できます。
ブログと同ジャンルの動画を投稿している人は、YouTubeからのアクセスも期待できるでしょう。


- 「YouTube Studio」のメニューから「カスタマイズ」を選択
- リンクにブログ名とURLを設定する
②BLOMU


『BLOMU』は、ブログ仲間が欲しい人のためのコミュニティサイトです。
気になるブロガーさんを見つけたり、また自分のブログを知ってもらうきっかけとなったり。
自分と似たジャンルのブロガーさんを見つけて、参考にしてみるのもおすすめです。
③Blog Map


『Blog Map』は、読みたい記事を見つけるためのブログ検索サイトです。
運営者は有名ブロガーのお三方。
登録ブログ数は、2022年9月10日現在で「10,443ブログ」です。
被リンク効果だけでなく、自分のブログを知ってもらうきっかけとしても期待できます。
④みんなのブログランキング


『みんなのブログランキング』は、独自スコアで楽しめるブログランキングサイトです。
ドメインの取得日(新しさ)といった独自の評価要素があるため、初心者でも上位にランクインできる可能性を秘めています。
運営者は「ウェブ職TV」でブログノウハウを発信しているなかじさんです。
⑤リットリンク


『リットリンク』は、SNSやブログなどのリンクを「まとめ表示」できるサービスです。
複数の運営サイトを、おしゃれなページに一覧表示できます。
ツイッターのプロフィール欄など、一つのリンクしか掲載できない場合に活用すると便利です。
⑥パワーランクランキング


『パワーランクランキング』は、ブログのドメインパワーをランキング集計するサイトです。
登録することで自ブログのドメインパワーの推移を確認できます。
また、上位サイトや気になるサイトをチェックしながら、ランクアップのヒントを探してみるのもおすすめです。
⑦ペライチ


『ペライチ』は、ホームページを簡単に作成できるサービスです。
1ページだけなら無料で作成できるので、以下のような用途で活用する人もいます。
- LP(ランディングページ)
- プロフィールページ
- ポートフォリオ(リンクまとめ)
⑧HTML名刺


『HTML名刺』は、Webで見られる名刺作成サービスです。
シンプルな項目に利便性があり、プロフィールページの代用としても活用できます。
フリーランスや学生で「わざわざ紙の名刺を作るのはめんどくさい」と感じる人にもおすすめです。
⑨にほんブログ村


『にほんブログ村』は、ブロガー同士をつなぐ無料のブログポータルサイトです。
約100万人の登録ユーザーを誇り、さまざまなカテゴリやコミュニティから気になるブログを発見できます。
独自のランキングも掲載しているので、ブログ運営するモチベーションアップにも効果的です。
⑩人気ブログランキング


『人気ブログランキング』は、約100万件のブログをランキング形式で検索できるサイトです。
登録することで人目に触れる機会が増えるため、アクセスアップを期待できます。
検索以外の流入元を獲得できるので、ブログを始めたばかりの初心者にもおすすめです。
無料サイトで被リンクを獲得した結果|効果はあるがやりすぎ注意?


各種サービスに登録することで、上記のようにドメインパワーが推移しました。
2020年8月に確認時のドメインパワーは「6.8」でした。
しかし、2022年7月に確認してみると「4.3」まで下降していました。
そこで、無料サイトへの登録を開始。
6つ目の「パワーランクランキング」に登録した時点で「7.7」まで上昇しました。
しかし、ペライチやHTML名刺を登録したあたりから「7.3」に下降。
追加でにほんブログ村と人気ブログランキングを登録して、半年を目途に推移を様子見している状況です。
ドメインパワーが下がった要因は、被リンクではない可能性もあります。
とはいえ、ドメインパワーの高い被リンクでも、ブログと関連性のないジャンルではマイナス効果となるのかもしれません。
【本題】良質な被リンクの獲得が必要


さて、ここからが本題です。
ブログの評価(ドメインパワーやSEO)を高めるためには、良質な被リンクを獲得する必要があります。



良質な被リンクって何?
良質な被リンクは、以下のようなサイトから得られたかどうかを重要視します。
- 関連性のあるサイト
- 権威性のあるサイト
- ユーザーの役に立つサイト
(被リンクやアクセス数が多い)
そして、良質な被リンクを獲得するための重要なポイントは、外部サイトやユーザーが「シェアしたくなるようなブログ」を目指すことです。
無料サイトへの登録も多少の効果を期待できますが、関連性のない被リンクを得ただけでは価値を高められません。
そこで、以下の取り組みを意識して、良質な被リンクの獲得を目指してみましょう。
- シェアしたくなる記事を作成する
- シェアしやすい仕組みを用意する
- 外部サイトへアプローチする
①シェアしたくなる記事を作成する
被リンクを獲得するには、他人にシェアしたくなるような記事が必要不可欠です。
そして、シェアしたくなる記事には、以下の要素が欠かせません。
- ユーザーに有益であること
(役に立つ、参考になる…など) - ユーザーの感情を動かすこと
(面白い、楽しい…など)
質の高い記事を書くことは大切ですが、それだけではシェアする動機とならないこともあります。
以下のような記事テーマは、比較的シェアされやすい傾向にある印象です。
- 体験談や事例を紹介する
- 取材やインタビューで得た情報を紹介する
- アンケート調査の結果を紹介する
- 共感を得られるネタを提供する
ユーザーに有益な記事は、Q&Aサイトでのシェアを期待できます。
また、楽しさや面白さで共感を得られる記事は、SNSでのシェアにつながります。
外部サイトは「シェアしたい理由」がなければ、わざわざ自分のサイトを被リンクしてくれません。
記事の質を高めつつ、シェアしたくなるかどうかも意識して執筆してみましょう。
②シェアしやすい仕組みを用意する
被リンクを獲得するには、シェアしやすい仕組みを用意することも大切です。
- シェアボタンを配置する
- SNSで自己発信する
- 無料ツールやテンプレートを提供する
ブログ記事にシェアボタンを配置すれば、読者が気軽にSNSで共有できます。
また、自分自身でSNSを活用した自己発信も効果的です。



僕自身もWebディレクター業務をしているときは、SNSのプロフィールとブログ内容を見て、取材依頼を打診していました。
③外部サイトへアプローチする
被リンクを獲得するためには、自発的に外部サイトへアプローチすることも大切です。
- レビューや体験談の記事へのリンク設置を提案する
- 関連性のあるのサイトに相互リンクを提案する
- 質問掲示板やフォーラムに積極的に参加する
商標のレビューや体験談の記事を作成したら、企業やメーカーにリンク設置を提案してみましょう。



企業のホームページで
「○○ブログに掲載されました」と紹介されるやつ。
といっても、基本的には相手にしてもらえません。
何十社も依頼して、1社が対応してくれたらラッキーなレベルです。
しかし、だからこそ企業やメーカーからの被リンクには価値があります。
被リンク提案のメール例
〇〇株式会社
代表者様
突然のご連絡失礼いたします。
〇〇ブログを運営する〇〇と申します。
御社の商品に興味をもち、日頃から愛用しております。
長年抱えていた悩みがありましたが、御社商品のおかげで解消でき、
ぜひお礼の気持ちをお伝えしたく連絡を差し上げました。
また、勝手ながら、使用してみた感想などをブログにて紹介させていただきました。
ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。
(ご相談)
大変失礼なご相談ではありますが、弊社HPにて当ブログ記事を紹介いただくことは可能でしょうか。
もちろん、紹介するメリットを見込める場合で構いません。
当ブログは月間PV数「〇万件」ほどあり、微力ながらアクセスアップに貢献できるかと思います。
少しでもご興味を持っていただけましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
お手数をおかけしますが、何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。
正直なことを言うと、提案メールを送るのって、めちゃくちゃ勇気が必要です。
怖いし不安だし、ほとんどの人が「できることならやりたくない」と思うはず。
しかし、ほとんどの企業の担当者さんは、想像していたより親切に対応してくれました。
記載内容の誤りを指摘してくれたり、掲載すべき情報を提案してくれたり。



勇気を出して行動してみると、大きな成果を得られますよ!
なぜ被リンクの獲得を目指すべきなのか


被リンクを獲得することは、以下の理由から重要視されています。
- 検索順位アップの効果を期待できる
- ドメインパワーを上げられる
- 流入経路が増える
検索順位アップの効果を期待できる
被リンクを獲得したブログ記事は、検索順位アップの効果を期待できます。
被リンクがもたらす検索エンジンへの影響は、Googleの公式も言及しています。
Google公式の言及
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。
Google が掲げる 10 の事実
たとえば、その判定を支援するために使用している要因の 1 つに、そのコンテンツへのリンクまたは言及が他の著名なウェブサイトに含まれているか把握するということがあります。含まれていれば、多くの場合、その情報の信頼性が高いことを示す十分なしるしとなります。
ランキング結果-Google 検索の仕組み
外部サイトからの被リンクは、人気投票を獲得するような意味合いでもあります。
多くの票を集めることが「幅広く支持されているブログ」といった評価につながるのです。
ドメインパワーを上げられる


「パワーランクチェックツール」では、ドメインパワーを計測する指標に被リンクが含まれています。
この記事の冒頭でも紹介したように、被リンクを獲得することはドメインパワーの向上に効果的です。
ただし「どのサイトの被リンクを獲得すれば、ドメインパワーがどれだけ上がる」といった指標はありません。
また、関連性のない被リンクは、マイナス効果につながる可能性もあります。



ブログの評価を数値化するツールとして、参考程度に活用しましょう。
流入経路が増える


被リンクが増えることにより、ブログへの検索経路(入口)が増えます。
外部サイトの閲覧ユーザーが自ブログを知るきっかけとなるため、アクセス数アップも期待できるでしょう。
被リンクのよくある質問
被リンク獲得に取り組む前に、以下のよくある質問をチェックしておきましょう。
被リンク獲得はシェアしたくなる記事の発信が大切!


被リンクの獲得に必要なこと
- シェアしたくなる記事を作成する
- シェアしやすい仕組みを用意する
- 外部サイトへアプローチする
難しさを感じるときは
- 無料サービスに登録してみる
被リンクの獲得には「シェアしたくなる記事」を発信することが大切です。
読者の役に立ち、感情を動かすような記事が書ければ、企業への被リンク提案も上手くいきます。
しかし、ブログを書き始めたばかりでは、難しさを感じてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、この記事で紹介した無料サービスへの登録から始めてみましょう。
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