今回のテーマは「バイト選びにWebライターはやめとけ」です。
高校生のバイト選びにWebライターはおすすめできません。
なぜなら、想像以上に稼げないからです。
Webライターといえば「誰でも簡単に始められる」といったイメージがあるかもしれません。
ただし、軽い気持ちで始めると、後悔する可能性があります。
運営者プロフィール
- 2020年:未経験からフリーランスのライターに
- 2023年:ライター月収37万円を達成
- 2024年:電子書籍を出版
「文章でどこかの誰かの役に立とう!」をテーマに当サイトを運営しています。SEO・取材・電子書籍など、幅広い案件に対応中。
運営者プロフィール
- 2020年:未経験でフリーランスのライターに
- 2023年:ライター月収37万円を達成
- 2024年:電子書籍を出版
「文章でどこかの誰かの役に立とう!」をテーマに当サイトを運営しています。SEO・取材・電子書籍など、幅広い案件に対応中。
高校生にWebライターはおすすめできない
高校生のアルバイトに、Webライターはおすすめできません。
上記は、Webライター初心者が「ほぼ確実にぶつかる壁」です。
スキルや実績がない高校生の立場では、壁を乗り越えようとしている間に学生生活が終わります。
想像以上に稼げない
そもそも「高校生かどうか」にかかわらず、Webライターの仕事は稼げるようになるまで時間がかかります。
僕自身もWebライターをはじめた当初は、時給換算すると「500円以下」の報酬でした。
さすがに「お小遣いかよ」ってビックリしたことを覚えています。
それでもWebライターを選んだ理由は、Webライティングのスキルを身につけるためです。
つまり、稼ぐことだけを目的にWebライターを選んだわけではありません。
お金を稼ぎたいのであれば、もっと手軽にできるアルバイトがあります。
想像以上に時間を奪われる
Webライターの仕事は、想像以上に時間を奪われます。
- 執筆内容をリサーチするため
- クオリティの高い文章を書くため
- 案件ごとに依頼主が変わるため
一般的なアルバイトであれば、初日は大変でも数日経てば業務に慣れます。
しかし、Webライターの仕事は、記事のテーマが変わるたびに書くべき内容のリサーチが必要です。
WebライティングやSEOの知識が乏しい初心者は、必要以上に時間がかかってしまいます。
一般的なアルバイトなら、働いた時間に応じた給料(時給)を得られるはずです。
しかし、Webライターの報酬は、一般的に「1文字:1円」のような文字単価を設定します。
リサーチに時間をかけて頑張っても、報酬額はいっさい変わりません。
仕事を受注するハードルが高い
Webライターの仕事は、クラウドソーシングサイトで受注するのが一般的です。
自分の強みをアピールして仕事を得る必要があり、高校生にはハードルの高さを感じてしまいます。
「社会人経験がある」
「まとまった時間を確保できる」
上記のような強みのあるライバルに、スキルのない高校生が勝負するのは困難です。
厳しい言葉ですが、クライアントの立場として「あえて高校生を採用する理由」がありません。
体力や活気を活かす仕事ではないので。
【疑問】未経験でも始められるって聞いたけど?
ネットの情報を見ると、Webライターは「未経験でも始められる!」と取り上げられています。
もちろん、当サイトでも「未経験から始める方法」を紹介しています。
ただし、繰り返しますが、高校生にはおすすめできません。
そこで「なんで高校生だけダメなの?」の疑問を解決できるように、Webライターの仕事に少しだけ踏み込んだ内容を解説します。
Webライターは「業務」として取り組むべき
Webライターの仕事は、アルバイトではなく「業務(本業・副業)」として取り組むべきです。
その理由は「稼げない時期」を乗り越える精神的な余裕が必要だからです。
本業として取り組むのであれば、稼げない時期があっても「最初だけ」と長期的な視点で受け入れられます。
また、副業が順調に進まなくても、ふたたび本業に本腰を入れる方向転換が可能です。
アルバイトとして取り組む場合、稼げない時期があることに納得できますか?
将来、Webライティングに生活をゆだねる覚悟がありますか?
高校生は、将来の進路を「これから考える段階」です。
Webライティングに興味があるなら、進路を決めてからでも遅くありません。
稼げないバイトに時間を奪われるくらいなら、学業や趣味を満喫して進路の幅(選択肢)を広げるべきです。
僕自身も学生時代に「本当にやりたいこと」に気づかず、社会人になってから後悔しました。
社会人でも稼げる人はごくわずか
Webライターは、未経験でも挑戦しやすい職種です。
ただし、稼げるライターは、学生かどうかにかかわらず「ごくわずか」です。
社会人のWebライターですら、想像よりも稼げないことにガッカリしていますよ。
Webライターが稼げるようになるためには、信頼と実績の積み重ねが欠かせません。
しかし、成果を出すためには、努力が必要ですし、時間もかかります。
以下は「とあるWebライターのひとりごと」として読んでください。
- ネット記事に書かれている「簡単に稼げます!」の情報に惑わされない
※その情報に「根拠はある?」「納得できる?」を意識して正しく見極めよう - 高校生であることを隠して仕事するのはNG
※報酬のためにクライアントを騙す行為は人として間違っている
学業との両立は困難
Webライターとして安定した収入を得るためには、基礎的なライティングスキルの学習が必要です。
当サイトでも、上記のスキルをそれぞれ解説しています。
もし、学業や部活動を順調に取り組めているなら、ぜひスキルアップの参考にしてみてください。
ただし、
順調に取り組めている自信がないなら、学業や部活動を優先すべきです。
大事な大会を控えているなら、大学受験を控えているなら、どう考えたって将来の進路を最優先すべきです。
アルバイトやスキルアップに取り組むのは、もちろん立派なことです。
とはいえ、本来やるべきことに悪影響の出ない範囲で取り組みましょう。
大学生なら「就職活動の一環」として取り組める
当サイトでは、大学生に向けて「Webライターはおすすめ!」と発信しています。
ただし、あくまでもアルバイトではなく「就職活動の一環」としてメリットがあるからです。
「文章を正しく書くスキル」は、Webライターに限らず、さまざまなビジネスシーンで活用できます。
就職を意識する大学生であれば「稼ぐこと」以外のメリットに価値を感じられるはずです。
Webライターを始めるなら、大学生からでも遅くありませんよ。
高校生でもWebライターのアルバイトは可能
ここまで否定的な意見を伝えてきましたが、高校生でもWebライターのアルバイトは可能です。
Webライターの仕事探しは、クラウドソーシングサイトを利用するのが一般的です。
しかし、高校生の場合は、一般的なアルバイトと同様に「求人サイト」を活用しましょう。
クラウドソーシングサイトは未成年NG
一般的なクラウドソーシングサイトは、18歳未満の未成年では利用できません。
サイト | 18歳未満の利用 |
---|---|
クラウドワークス | |
ランサーズ | |
サグーワークス | |
shinobiライティング | 会員登録に親権者の同意が必要 |
ココナラ | 会員登録に親権者の同意が必要 |
年齢制限を設けていないサイトもありますが、基本的には会員登録時に「親権者の同意」を求められます。
また、高校生であることを伏せて活動するのはNGです。
「バレなきゃいい」の考え方は、そもそも社会人として間違っています。
どのような理由があっても、身分を隠してお金稼ぎする人を快く思うクライアントはいません。
一部のWebサイトには「言わなくても大丈夫」と無責任に書かれています。
しかし、法的なトラブルが発生しても責任を取ってくれないので注意しましょう。
求人サイトで「学生可」の案件を探す
高校生がWebライターのアルバイトを探すなら、求人サイトを活用しましょう。
一般的なアルバイトを探すように、
- 職種「ライター」から探す
- 条件「学生可」で絞り込む
本気でお金を稼ぎたい・スキルを学びたいと考えるなら、地元の企業に採用してもらうのが理想的です。
企業の担当者からノウハウを学べるだけでなく、自ら営業しなくても担当業務を割り振ってもらえます。
目的 | アルバイト採用 | クラウドソーシング |
---|---|---|
スキル習得 | 時給が発生する | 企業の担当者から学べる時給が発生しない | 基本的には独学する
案件受注 | 企業から割り振ってもらえる | 自分で営業する必要がある |
目的 | アルバイト採用 | クラウドソーシング |
---|---|---|
スキル 習得 | 時給が発生する | 企業から学べる時給が発生しない | 基本的には独学する
案件受注 | 割り振ってもらえる | 企業から営業する必要がある | 自分で
アルバイトであれば、業務中にスキルを学習する時間帯も時給が発生します。
しかし、在宅で案件を受注するクラウドソーシングでは、記事の納品以外に報酬は発生しません。
働きながらスキルを学ぶほうが、効率的で賢いやり方ですよ!
Webライターを目指す高校生がすべきこと
Webライティングに興味がある高校生は、Webライターを諦めたほうがいいのでしょうか?
あまり否定的なことばかり書くと「文章を書く仕事」に興味がある人の選択肢を狭めてしまうかもしれません。
そこで、少しだけ将来に向けたポジティブな考えも伝えます。
「文章を書く仕事」に興味がある人は、Webライターを目指しても問題ありません。
なりたい職業を見つける
本気でWebライターとして生きていきたいのであれば、なりたい職業を見つけるべきです。
といっても、Webライターが「なりたい職業じゃないの?」と疑問に思うかもしれません。
Webライターの高単価な案件を受注するためには、専門分野の知識や業務経験が求められる傾向にあります。
そのため、他業種で実績を積んでから、Webライターに転身する人も少なくありません。
僕自身もシステムエンジニアからWebライターに転身しました。
システムエンジニアの業務経験があるおかげで、IT系のジャンルで高単価案件を受注できています。
- 不動産
- 金融
- 医療
- IT系
- 転職
上記は、比較的高単価な案件を受注できるジャンルです。
もし、選んだ職業を続けられない事情ができても、業務経験を生かしてWebライターに転身する選択肢が残ります。
もちろん本業が充実していれば、無理にWebライターに転身する必要はありません。
個人ブログを始める
将来的にWebライターを目指すなら、個人ブログを始めるのもおすすめです。
書きたいことを自由に発信できるので、まずは練習のつもりで活用してみましょう。
- Web記事の書き方
- 画像の作り方
記事の書き方や画像の作り方は、プロのWebライターも頭を悩ませる要素です。
だからこそ、高校生のうちから慣れておくと、本格的なスタートを切るタイミングで圧倒的な差を生み出せます。
高校生から野球経験がある人と30代から草野球を始めた人に差があるのと同じ!
まずは記事執筆の練習を目的として、無料の範囲で始めても問題ありません。
個人ブログといえばWordPressが定番ですが、以下のサービスを利用すれば無料で始められます。
- note
- はてなブログ
Webライターより「個人ブログ」がおすすめ
Webライティングに興味がある(学んでおきたい)のであれば、Webライターではなく「個人ブログ」に挑戦するのがおすすめです。
ブログは成果が出るまで時間がかかる
個人ブログで成果(収益・集客)を出すには、一般的に半年~数年ほどの時間がかかります。
広告費用を払い、広く宣伝をしない限り、ブログはじわじわと認知されていくものです。
だからこそ、高校生のうちにスタートする大きなメリットがあります。
個人ブログであれば、納期やルールを気にする必要もありません。
まずは収益化にこだわらず、学んだ知識をアウトプットする媒体として活用してみましょう。
「何を書くか」ではなく「誰が書くか」も重要
Webライターには誰でもなれますし、ネットの情報を集めれば「それっぽい記事」を書けます。
しかし、寄せ集めた情報で書いた記事は、何の価値も生み出しません。
Webライティングは「何を書くか」ではなく「誰が書くか」が重要です。
- 食べたラーメンは500食オーバー!とんこつの血が流れるラーメンライター
- ライター歴10年!ていねいな文章が自慢のベテランライター
Webライティングを始めると、成果やテクニックばかりを気にしてしまいます。
しかし、Webライターに重要視されるのは、誰でも書ける記事ではなく「あなたしか書けない記事」です。
興味があるジャンルを追求したブログ発信は、将来の武器となる可能性を秘めていますよ。
高校生だから書けるブログ記事がある
高校生がブログを始めるなら「高校生をターゲットとするテーマ」がおすすめです。
同じ悩みを抱えているであろう同級生に向けて、自分自身のリアルな経験を紹介してみましょう。
- ○○部に入って良かったこと・悪かったこと
- 評判の良い参考書「××」を試してみた(感想・レビュー)
- こんな担任は嫌だ(教師あるある)
- ○○部に入って良かったこと・悪かったこと
- 評判の良い参考書「××」を試してみた
(感想・レビュー) - こんな担任は嫌だ(教師あるある)
上記の記事ネタは、高校生が書くからこそリアリティがあり、共感が生まれます。
また、クラスメイトや担任の先生から聞いた話を、そのままブログ記事のネタとして活用するのも効果的です。
大人が「高校生のつもり」で書くよりも、リアルで有益な記事が書けますよ。
まとめ|Webライターを目指すのは高校卒業後でも遅くない
今回は「バイト選びにWebライターはやめとけ」をテーマに、以下のコンテンツを解説しました。
高校生がアルバイトにWebライターを選ぶのは、現役ライターとして本気で阻止します。
お金を稼ぎたいだけであれば、時給で働けるアルバイトを選んだほうがよっぽど楽だからです。
結論として、高校生にWebライターはおすすめできません。
…とはいえ、Webライターは読者の悩みや疑問を文章で解決できる立派な仕事です。
Webライターに興味をもち、挑戦しようと努力する選択は間違っていません。
まずは、Webライターを見据えた将来の進路から検討してみましょう。
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