Webライターも確定申告すべきなの?
難しそうだけど一人でできるかな?
Webライターの収入が増えてくると、確定申告の存在が気になりますよね。
初めての確定申告は、わからないことだらけ。できることなら「やりたくない」なんて考えてしまいます。
そんな手間のかかりそうな確定申告ですが、いざ実践してみると意外に難しくありませんでした。
そこで、自分自身の経験をもとに『確定申告の手順と基本知識』を解説します。
執筆者プロフィール
- Webライター(4年)
- Webディレクター(1年)
- 元システムエンジニア(9年)
未経験からフリーランスのWebライターに転身。
保有資格:SEO検定1級・FP3級
2つのブログを運営しています。
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本記事の確定申告手順は「やよいの青色申告 オンライン
確定申告が必要かどうかの判断基準
Webライターに確定申告が必要かどうかは、年間所得額に応じて判断します。
また、年間所得の基準額は、給与収入を得ている「副業ライターかどうか」により異なるため注意しましょう。
専業ライター
年間所得が基礎控除額(48万円)以下であれば不要
副業ライター
給与以外の年間所得が20万円以下であれば不要
所得は「売上-経費」で算出します。
Webライター以外の副業でも売上がある場合は、すべてを合計した金額から判断します。
年間所得が基準額を下回れば、確定申告する必要はありません。
しかし、払いすぎた税金が戻ってくる場合もあるため、金額にかかわらず確定申告するのがおすすめです。
専業ライター|年間所得が48万円以下なら不要
専業ライター(おもに個人事業主)は、年間所得が基礎控除額(48万円)以下なら確定申告が不要です。
基礎控除額は、1年間の総所得額が「2,400万円以下」であれば48万円です。
確定申告が必要かどうかは、以下の計算式で判断できます。
「年間所得(※)-所得控除」の計算結果が
※売上-経費
プラスの場合
確定申告が必要
マイナスの場合
確定申告は不要
上記のとおり、厳密には基礎控除を含む「所得控除」が、総所得を上回る場合に確定申告は不要となります。
所得控除には、生命保険料や寄附金(ふるさと納税)なども含まれています。
たとえば、年間売上が60万円、経費が10万円の場合は、
となるため、確定申告が必要です。
しかし、所得控除に生命保険料(3万円)が含まれる場合は、
となるため、確定申告は必要ありません。
副業ライター|年間所得が20万円以下なら不要
副業ライターは、給与以外の年間所得が20万円以下なら確定申告が不要です。
確定申告が必要かどうかは、以下の計算式で判断できます。
「年間所得(※)-20万円」の計算結果が
※売上-経費
プラスの場合
確定申告が必要
マイナスの場合
確定申告は不要
【無申告のリスク】副業は基本的にバレる?
副業が勤務先にバレないかどうかは、副業ライターにとって気になるポイントです。
結論を言うと、副業は基本的にバレます。
そして、バレてしまうおもな要因は「確定申告」です。
とはいえ、副業バレを防ぐために「確定申告しない」といった選択肢は避けましょう。
たとえ収益が少ないライターでも、税務署は報酬を支払う企業の申告内容から「どれだけの収益を得ているか」を把握しています。
勤務先に副業がバレるリスクより、無申告で所得を隠す行為のほうが危険と認識しておきましょう。
無申告には延滞税や無申告加算税など、ペナルティを課せられるリスクが伴います。
初めての確定申告ならクラウド会計ソフトが便利
初めての確定申告に不安を感じる人は、クラウド会計ソフトを利用すると便利です。
クラウド会計ソフトを活用すれば、簿記知識がなくても申告に必要な帳簿や書類を自動作成できます。
僕自身もWebライター1年目から「やよいの青色申告 オンライン
【アンケート調査】確定申告に苦戦しましたか?
上記は、Webライター50名を対象にアンケート調査した結果です。
確定申告に苦戦しなかったユーザーの「39%」は、クラウド会計ソフトを使用していることがわかります。
アンケート調査の結果には、クラウド会計ソフトのおかげで「スムーズに対応できた」との回答もありました。
30代・男性
40代・女性
30代・男性
40代・男性
50代以上・女性
Webライターの確定申告手順【6ステップ】
Webライターの確定申告は、上記の6ステップで実施します。
初めての確定申告でも理解できるように、よくある記入例を紹介するので参考にしてみてください。
僕が普段使用している「やよいの青色申告 オンライン
ステップ1|事前準備
- 白色申告または青色申告を選択する
- 税務署に書類を提出する(青色申告の場合)
確定申告は「白色/青色」の2種類から選択します。
基本的には、以下の考え方で判断しましょう。
専業ライター:青色申告を選択
副業ライター:白色申告を選択
青色申告を選択する場合は、事前に税務署への書類提出が必要です。
- 青色申告承認申請書
- 開業届
青色申告には「難しそうな印象」があるかもしれません。
しかし、それ以上に得られるメリットもあるので、専業ライター(個人事業主)なら青色申告がおすすめです。
クラウド会計ソフトを使えば自動入力してくれるので、知識がなくても対応できますよ。
ステップ2|売上を計算する
1年間(1月1日~12月31日)の売上を計算するため、帳簿を記入します。
帳簿の明細には、以下の仕訳を記入しましょう。
売掛金:報酬が「確定」したタイミングを記入
売上:報酬を「回収」したタイミングを記入
Webライターは、報酬が確定するタイミングと回収(振込)のタイミングが異なります。
そのため、2種類の仕分(売掛金と売上)が必要です。
飲食店のようにレジで代金を受け取る場合は「売上のみ」です。
売掛金は、以下のように記入します。
取引日 | 納品日(業務完了日)を入力 |
科目 | 「売上」を選択 |
取引手段 | 「売掛金」を選択 |
回収予定日 | 報酬の受取予定日を入力 (未入力でもOK) |
摘要 | 業務内容が分かるタイトルを入力 |
取引先 | 取引先の企業名を入力 |
金額 | 実際に振り込まれる金額を入力 |
ステップ3|経費を計算する
1年間(1月1日~12月31日)に支払った経費を計算します。
帳簿(明細)に支出を記入しましょう。
- 仕事で使用するパソコンやデスクの購入費
- 仕事で使用するWebサービスの月額料金
- 業務にかかわる参考書籍の購入費
- 出張交通費
- 取材や打ち合わせに利用したカフェ代
- レンタルオフィスの利用料
- クラウドソーシングのシステム手数料
経費として計上できるxのは、Webライターの業務にかかわる費用のみです。
昼食代や雑誌代のように、業務と関係のない費用は計上できません。
ただし、在宅ワークにより仕事とプライベートで共用している費用は、割合を決めて按分できます。
- 家賃
- 電気代
- 通信費(インターネット代、サーバー代)
たとえば、1日の業務時間が8時間であれば、単純計算で家賃の3分の1を経費として計上できます。
按分の判断に迷ってしまう場合は、管轄の税務署に相談してみましょう。
経費の記入例
経費の記入例を以下の2パターン紹介します。
Web会議用に購入した「マイク付きイヤホン」は、以下のように経費計上しました。
取引日 | 経費を支払った日付 (購入日) |
科目 | 消耗品費 |
取引手段 | 支払い方法を選択 (現金の場合は「現金」) |
摘要 | 購入品目と用途を入力 |
取引先 | 未入力でOK |
金額 | 支払額(税込)を入力 |
ステップ4|控除にかかわる書類を用意する
年間所得を算出するため、控除にかかわる書類も用意しましょう。
- 生命保険料控除
- 医療費控除
- 地震料保険控除
- 社会保険料控除
- 小規模企業共済等掛金控除
- 寄付金控除
たとえば、社会保険や生命保険に加入している場合は「控除証明書(ハガキ)」が10月頃に送付されます。
また、ふるさと納税を活用していれば、自治体や事業者から「寄付金受領証明書」が発行されます。
これらの証明書から控除額を算出するため、失くさないように保管しましょう。
勤務先で年末調整している副業ライターは、源泉徴収票が必要となるので準備しておきましょう。
確定申告では、売上や経費、控除にかかわる書類を取り扱います。
各種書類は金額や用途の確認に使用するため、失くさないように管理しましょう。
とくに経費を計上するためには、以下のような支払いの証明となる書類が必要です。
- 領収書
- レシート
- 請求書
- カードやサービスの利用明細
支払いの証明となる書類は、税務調査にて提出を求められる場合があります。
管理方法を確認して、正しく保管しましょう。
紙と電子データを保管しておくと安心!
領収書は、確定申告後も原則7年間の保管が義務付けられています。
用途を忘れないためには、手書きのメモを記載しておくのも効果的です。
経費になるかどうかにかかわらず、領収書はすべて残しておくクセをつけましょう。
不要な領収書は、後でまとめて捨てればOK!
ステップ5|確定申告書を作成する
確定申告書は、3種類の方法で作成できます。
- 手書きで作成する
- クラウド会計ソフトで作成する
- 国税庁Webサイトで作成する
「確定申告書等作成コーナー」
初めての確定申告であれば、クラウド会計ソフトまたは国税庁Webサイトの利用が基本です。
とくにクラウド会計ソフトを使用すれば、売上や経費の入力データからスムーズに確定申告書を作成できます。
確定申告書のを手書きで作成するのは、ハッキリ言って大変です。
詳細な作成手順を覚えるのではなく、クラウド会計ソフトのガイダンスに頼りましょう。
確定申告書の書き方がわからなくても、クラウド会計ソフトの使い方がわかれば問題なし!
個人的に活用している「やよいの青色申告 オンライン
確定申告書の作成には、マイナンバーカードがあると便利です。
また、税にかかわる手続きで使用する機会も増えているので、事前に取得しておきましょう。
マイナンバーカードの交付申請は、スマートフォンやパソコンでも可能です。
ただし、交付まで1ヶ月ほどかかることもあり、確定申告の時期は申請者がとくに増加します。
混雑を避けるためにも、余裕をもって早めに申請しましょう。
ステップ6|税務署に提出する
作成した確定申告書は、以下の方法で提出します。
- 印刷して税務署へ持参・郵送する
- e-Taxを利用してWebで提出する
マイナンバーカードを取得している場合は、自宅から提出できる「e-Tax」が便利です。
クラウド会計ソフトなら基本的に対応しているので、ぜひ活用しましょう。
税務署に持参したときは、混雑しすぎで駐車場に入るまで1時間近く待たされた苦い思い出があります。
持参または郵送する場合は、所轄の税務署に提出します。
提出先の税務署がわからない場合は、国税庁HPの税務署一覧から検索しましょう。
確定申告書の提出期間は、基本的に毎年「2月16日~3月15日」です。
提出期限間近の3月10日前後は、駆け込みのユーザーで税務署もWebシステムも混雑します。
混雑時の提出はストレスが溜まりがちなので、余裕をもって早めに提出しましょう。
確定申告で知っておきたい5つの知識
確定申告のよくある疑問を解消するためにも、5つの知識を理解しておきましょう。
経費|どこまで含めて大丈夫?
Webライターが計上できる経費は、業務のために使用したかどうかで判断が可能です。
また、仕事とプライベートで共用しているものは、費用を按分して経費計上できます。
経費計上できるもの | 仕事で使うパソコンや周辺機器 (モニターやキーボードなど) 仕事環境で使う家具や文房具 (デスクや印刷用紙など) 業務にかかわる書籍やセミナー代 レンタルスペースの利用料 打合せや取材で使ったカフェの代金 交通費 |
経費を案分できるもの | 家賃 電気代 通信費 (インターネット代・サーバー代) |
経費を按分する場合は、業務で使用する割合を明確にする必要があります。
たとえば、1ヶ月の作業時間が「全体の何割を占めるか」で按分する場合は、
1ヶ月の作業時間:100時間
1ヶ月の全体時間:720時間(30日×24時間)
作業時間の割合:7.2%(100時間÷720時間)
上記のように作業時間の割合がわかれば、家賃や電気代の経費を計算できます。
経費:7,200円(10万円×7.2%)
Webライターの経費として計上できない費用
- 水道代
- ガス代
- 食費
- 日用品
上記の費用は、基本的に経費として計上できません。
Webライターの場合は、業務で水道やガスを利用する機会がないからです。
毎日の食費や日用品など「生活のため」の出費も同様です。
所得区分|事業所得と雑所得の違いは?
事業所得 | おもに専業ライター(個人事業主)にかかわる区分 主となる事業で得た所得を指す |
雑所得 | おもに副業ライターにかかわる区分 給与所得や事業所得、不動産所得などに含まれない所得を指す |
Webライターの所得区分は、おもに事業所得と雑所得の2種類です。
執筆業務の原稿料は、一般的には「雑所得」として扱われます。
ただし、ライター業で生計を立てる専業ライターの場合は、事業所得として申告可能です。
申告方法|白色と青色どちらを選ぶべき?
確定申告の申告方法は、白色と青色の2種類に分けられます。
どちらを選択するかの判断方法としては、下記の考え方が基本的です。
また、2種類の申告方法には、それぞれ下記のような特徴があります。
おもな特徴 | 青色申告 | 白色申告 |
---|---|---|
申告手続きの難易度 | 複雑 | 簡単 |
事前申請の有無 | あり | なし |
特別控除 | 最大65万 | なし |
赤字繰り越し | できる | できない |
経費按分 | 可能 | (条件あり) | 可能
おもな特徴 | 青色申告 | 白色申告 |
---|---|---|
申告手続きの 難易度 | 複雑 | 簡単 |
事前申請の有無 | あり | なし |
特別控除 | 最大65万 | なし |
赤字繰り越し | できる | できない |
経費按分 | 可能 | (条件あり) | 可能
青色申告は提出書類や保管書類が多いため、申告手続きの難易度が高いです。
また、事前申請(書類の提出)が必要となるため、白色申告と比べて手間がかかります。
でも、青色申告は「65万円」の特別控除を利用できるから、節税対策として効果的!
白色申告は手軽な反面、経費按分に「業務での使用割合が50%以上」といった厳しい条件もあります。
Webライターの仕事を「事業」として本格的に取り組む場合は、節税対策につながる青色申告がおすすめです。
クラウド会計ソフトを活用すれば、難易度はそれほど気になりませんよ。
還付申告|納め過ぎた税金が戻ってくる?
Webライターの報酬額は、原稿料から源泉徴収により天引きされた金額が一般的です。
報酬から支払われる税金(所得税)を「あらかじめ控除する」こと。
会社員の給与額と手取り額が異なるのと似たようなこと。
しかし、年間所得が基礎控除額(48万円)を下回る場合には、確定申告は必要ありません。
つまり、所得税がかからないはずです。
本来は支払う必要のない所得税が源泉徴収で差し引かれてしまうと、せっかく稼いだ報酬が無駄に減ってしまいます。
このような場合に確定申告していれば、払いすぎた税金を回収(還付)可能です。
年間所得が少なくても、還付の可能性がある場合は確定申告しておきましょう。
節税対策|Webライターにできることは?
Webライターの確定申告は、節税対策としても効果的です。
とくに以下の対策は取り組みやすいので、できることから積極的に活用してみましょう。
- 領収書やレシートを漏れなくもらう
- 青色申告の特別控除を利用する
- 所得控除できるiDeCoやふるさと納税を利用する
とはいえ、節税を意識するあまり、経費が増えすぎて「浪費」とならないように注意しましょう。
ふるさと納税はあくまでも「寄附」なので、税負担が減るとは限りません(ちょっと割高です)。
【アンケート調査】Webライター50名に聞いてみた
確定申告の経験があるWebライター「50名」にアンケート調査を実施しました。
ある | 64%(32名) |
ない | 36%(18名) |
アンケート結果では、Webライターの過半数が「確定申告に困ったことがある」と回答しています。
3人に2人の割合で困ってるんだね。
確定申告に困った理由は?
確定申告に困ったことがある回答者(32名)を対象に「困った理由」を調査してみました。
アンケートから得られた回答を分類すると、以下のパターンに分けられます。
- 50%(16名):確定申告の方法が分からなかった
- 19%(6名):経費の扱いに迷ってしまった
- 16%(5名):必要なものが揃っていなかった
- 6%(2名):マイナンバーカードの扱いに困った
- 9%(3名):その他(少数意見):
回答者の50%が「確定申告の方法」を悩んだ理由に挙げていました。
とくに以下の意見は、多くの回答者が悩んでいる傾向にあります。
- 初めての確定申告では、手順の理解に苦労した(30代・女性)
- 書類が多いし、書き方の説明も見つけられなかった(40代・女性)
- 青色と白色のどちらを選べばよいか悩んだ(40代・男性)
- そもそも自分が申告すべきなのかどうかを判断できなかった(40代・男性)
初めての確定申告では、ほとんどの人が手順(書き方)の理解に苦戦しています。
手順を覚えようにも「初めて見る単語」だらけで、なかなか理解できなくても無理はありません。
確定申告の方法に悩んだ回答者は、以下の方法で対処したようです。
50%(8名):税務署に問い合わせした
25%(4名):ネットで調べた
25%(4名):詳しい知人に聞いた
とくに初めての確定申告に苦戦した回答者は、税務署のサポートを利用して解決した傾向にあります。
収入源や収益額は人によって異なるため、自分にあった対処法を判断するには「税務署への問い合わせ」が堅実な手段です。
- 副業の申告だったので、間違えないよう税務署に何度も確認しました(20代・男性)
- 分からないことを税務署に相談した。ちょっと話がかみ合わず困った経験あり(40代・男性)
- 管轄の税務署に電話相談しました。記入後も間違いがあったけど、税務署のサポートで再提出できた(30代・女性)
確定申告に困らなかった理由は?
確定申告に「困らなかった」と回答した人にも理由を確認してみました。
アンケートから得られた回答を分類すると、以下のパターンに分けられます。
- 50%(9名):Webサービスを利用しているから
- 22%(4名):まだ収入が少ないから
- 17%(3名):外部委託しているから
- 11%(2名):その他(少数意見)
半数の回答者は、以下のような「Webサービスの利用」を理由に挙げています。
- 国税庁のWebサービス(e-Tax)
- クラウド会計ソフト
また、「指示に従って入力するだけだった」といった回答が多く見られました。
- Webサービスの指示どおりに入力するだけだった(30代・女性)
- クラウド会計ソフトでスムーズに入力できた(50代以上・男性)
- クラウド会計ソフトが会計から申告書の作成までサポートしてくれた(40代・女性)
Webサービスは、ガイダンスに従いながらデータ入力するだけで申告書を作成できます。
「どこに何を書けばいい?」の判断を省略できることが、難易度を下げている大きな要因です。
必要なデータさえ入力すれば、あとは勝手に割り振ってくれます。
とはいえ、売上や経費の入力で「判断が必要となる要素」もあるようです。
- 売上・売掛金の判断
- 経費に含めて良いかどうかの判断
Webサービスを利用する場合にも、把握しなきゃいけないことがあるんだね。
- やよいの青色申告 オンライン
(4名) - クラウド会計ソフト freee
(1名) - マネーフォワード クラウド確定申告(1名)
- 国税庁の専用Webサイト(3名)
上記は、回答者の利用するおもなWebサービスです。
クラウド会計ソフト「やよいの青色申告 オンライン」の利用者が最多の4名でした。
確定申告をどのような方法で実施してる?
アンケート回答者に「確定申告の方法」を調査したところ、以下の結果となりました。
- 42%(21名):手書きで提出・税務署で作成
- 30%(10名):会計ソフト(クラウド型)を利用
- 4%(2名):会計ソフト(インストール型)を利用
- 8%(4名):外部委託
- 26%(13名):分からない(詳しくない)
アンケート結果から「確定申告に困った経験がある32名」を抽出すると、下記の傾向がわかりました。
- 税務署で作成している人(手書き・e-Tax)の割合が過半数を超えている
- クラウド型の会計ソフトは全体の割合から大幅に下がっている(30%→13%)
- 外部委託している人は困っていない
また、確定申告に困った経験がある人の「53%」は、以下の方法で提出していることがわかりました。
- 手書きで作成して税務署に提出している
- 税務署で相談しながらe-Taxで作成している
そもそも「困って相談したい」から税務署で作成するのかもね。
また、クラウドの会計ソフトや外部委託を利用している人は、全体の割合から見ても半数以下です。
クラウド会計ソフトの利用者には「経費の扱いに迷った」と回答した人もいました。
初めての確定申告ではクラウド会計ソフトを活用!
Webライターの確定申告は、クラウド会計ソフトを活用すれば手軽に対応できます。
もちろん手書きで書類を作成するのは、簿記の知識がないと困難です。
不安を感じる人ほど、便利なクラウド会計ソフトを活用しましょう。
僕自身も実際に活用して、戸惑うことなく申告書を作成できました。
毎月の売上と支出を入力すれば、書類は質問形式で自動作成してくれます。
すべての機能を1年間無料で利用できるプランもあるので、まずはお試しで使い勝手を確かめてみてください。
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