【体験談】Webライターがブログをはじめて「よかった」こと

Webライターってブログも始めたほうがいいのかな?

Webライターのブログ運営には、さまざまなメリットがあります。

とくに実績やスキルに自信がない初心者ほど、ブログ運営に挑戦してみるべきです。

taku

僕はブログで得られた経験をWebライターの業務に活かせたと実感しています。

そこで今回は「Webライターがブログをはじめてよかったこと」を、実体験を交えて紹介します。

執筆者プロフィール

taku
  • Webライター(4年)
  • Webディレクター(1年)
  • 元システムエンジニア(9年)

未経験からフリーランスのWebライターに転身。
保有資格:SEO検定1級・FP3級
2つのブログを運営しています。

目次

ブログで得られた3つのメリット

Webライターの僕自身がブログを運営して、3つのメリットを実感しました。

Webライターとブログ運営に必要なスキルは、どちらもWebライティングとSEOです。

片方に注力するのではなく、並行して双方の実績を積むと相互作用を期待できます。

スキルを気軽にアウトプットできる

個人ブログを運営すると、習得したライティングスキルを気軽にアウトプットできます。

Webサイトや参考書を深く理解するためには、学びのアウトプットが欠かせません。

アウトプットしたいこと
  • わかりやすい文章の書き方(Webライティング)
  • 検索順位を上げる書き方(SEOライティング)

執筆案件の記事とは異なり、個人ブログには細かなレギュレーションがありません。

どのようなテイストで、何を書こうが、すべて自分次第です。

自由な「テーマ」「投稿頻度」で、試行錯誤しながらブログ記事を執筆できます。

「ブログで練習、Webライターで実践」と位置づけてみよう。

taku

僕自身も「画像制作・見出し構成・競合調査」など、ブログを書きながら学んだスキルがたくさんあります。

案件の受注につなげられる

ブログ運営は、Webライターの案件受注に役立つこともあります。

案件の受注につながる
  • ブログ記事をポートフォリオとして活用できる
  • 見出し構成や画像制作などの対応範囲を広げられる
  • ブログのお問い合せフォームから依頼を募集できる
taku

このブログでもスキルをアピールしたことで「執筆依頼・サービスの紹介記事」など、さまざまな依頼をいただく機会が増えました。

学んだスキルを活かしたブログ記事は、スキルの証明に役立ちます。

さらに、ポートフォリオにまとめておけば、活動実績のアピールにも便利です。

Webライターの多くは、人となりやスキルを詳しく公表していません。

そのため、発注者であるクライアントは、Webライターに対して少なからずリスクや不安を抱えています。

taku

ブログから伝わる人物像やスキルは、クライアントにとって効果的な判断材料です。

収入源を増やせる

ブログの成果が発生すると、収益(広告収入)を得られます。

おもな広告収入
  • Googleアドセンス
  • アフィリエイト(ASP)

Webライター(とくに初心者)は、安定した収入を得られるまで想像以上に苦労します。

もちろん、ブログで収益を得るのも大変です。

しかし、収益を得るための取り組みは、Webライターの業務に活用できます。

Webライター以外の収入源を増やすなら、ライティングスキルを活かせるブログ運営がおすすめです。

taku

クライアントが重宝するWebライターは、成果(厳密には”読者”)を意識して執筆しています。

ブログ運営で意識すべき3つのポイント

ブログ運用では、Webライターの業務に役立てることを意識すべきです。

ライティングスキルが身につけば、Webライターとしてスキルアップできます。

また、自分のスキルで収益を得た実績は、どのクライアントも喉から手が出るほどほしいノウハウです。

taku

Webライターならではのブログ運営で、スキルや実績をクライアントにアピールしましょう。

文章力×SEOを学ぶこと

Webライターには、以下のライティングスキルが欠かせません。

  • Webライティング
    Webブラウザで読みやすい記事の書き方
    (参考記事:文章力を学ぶ
  • SEOライティング
    検索エンジンが高く評価する記事の書き方
    (参考記事:SEOライティングを学ぶ

それぞれのライティングスキルは、習得すべきノウハウが異なります。

中途半端な覚え忘れがないように、それぞれの違いを理解しておきましょう。

成果(集客・収益)を得ること

Webライターが「ブログで成果を得た実績」は、クライアントへのアピールにつながります。

そもそも、クライアントが記事執筆を依頼する目的は、Web記事から成果(集客・収益)を得るためです。

Web記事の成果は簡単には得られないため、苦労しているクライアントも少なくありません。

大手Webメディア以外は、ほとんどが苦労している印象です。

taku

ブログで収益を得た実績があれば、ノウハウ(取り組みや工夫)に魅力を感じてくれます。

クライアントにアピールすること

無計画にブログを書いても、Webライターの仕事には活かせません。

ブログ記事は、クライアントに読んでもらう想定で執筆するのも大切です。

意識したいこと
  • 誤字脱字がない
  • SEOの理解度が伝わる
  • 記事の読みやすさを工夫する

Webライターが書いたブログ記事は、すべてがクライアントへのサンプル記事になります。

クオリティの高い記事を書けば、クライアントが「このレベルで納品してくれるだろう」と期待してくれるはずです。

気になる疑問|ブログに何を書けばいいの?

ブログを書くべきなのは理解できたけど、どんなジャンルやテーマではじめればいいの?

taku

ブログに何を書けばよいか悩んでしまうときは、以下の2パターンを検討してみてください。

Webライターとしての取り組みを書く

1つ目の案は、自分自身のWebライターとしての取り組みを記事にします。

例)こんな記事を書く
  • 誤字脱字を減らすために取り組んでいること
  • 案件を受注するために工夫していること
  • 文章力を身につけるために実践したこと

日々の学びや取り組みをブログに書けば、もはや記事自体がクライアントへのポートフォリオです。

さらに、ブログを読んだWebライターが、教材(参考手順)としても活用できます。

自分自身の体験談を書けば、オリジナリティのある記事が書けますよ!

taku

僕自身がブログで書いている内容も、まさにWebライターとしての取り組みの紹介です。

得意ジャンルの記事を書く

2つ目の案は、得意なジャンル(好きなジャンル)に関する記事です。

事前知識のあるジャンルは、リサーチの負担を軽減できます。

さらに、リサーチの負担を軽減できれば、モチベーションの維持にも効果的です。

ジャンルを絞るほど、専門知識を深められます。

ただし、ジャンル選びで注意すべきポイントは「稼げるジャンル」を優先しないことです。

  • 執筆の負担が増えるとモチベーションが低下してしまう
  • 知識が少ないと競合記事のリサーチに頼ってしまう
  • 結果的に内容の薄い記事しか書けなくなってしまう
    (他サイトの寄せ集め記事は評価されない)

Webライターのブログ運営では「クライアントへのアピール」を優先すべきです。

taku

収益化も大切ですが、まずは自信をもって公開できる記事を書きましょう。

ブログをはじめる2つの選択肢

Webライターがブログを運営するなら、以下の選択肢があります。

  1. WordPress
    向いている人:長期的にブログ運営を継続したい人
  2. note
    向いている人:準備や予算なしで気軽にはじめたい人

WordPressの知識は、Webライターの案件で求められる場合もあります。

対応できる案件の幅を広げるためにも、基本的にはWordPressを選択するのがおすすめです。

WordPressの基本知識はこちら

ただし、WordPressには、事前知識や初期費用などが必要です。

初心者には難しく感じる要素もあるため、気軽にはじめたい人はnoteを検討してみましょう。

どちらもポートフォリオとして活用している人がたくさんいますよ。

スクロールできます
項目WordPressnote
費用月額1,000円ほど
(レンタルサーバ代)
無料
難易度
(初心者向けかどうか)
知識が必要簡単
独自ドメイン可能proプランのみ可
カスタマイズ可能不可
収益化アフィリエイト
Google Adsense
記事有料化
定期購読(月額会員制度)
投げ銭システム
WordPressとnoteの比較表

上記以外のブログサービス(はてなブログやアメブロなど)は、あえて選択する明確なメリットがなかったので外しました。

WordPress

メリットデメリット
自由にカスタマイズできる
収益化の選択肢が豊富
知識が案件に活かせる
多少の費用がかかる
導入に知識が必要
自己管理が必要

WordPressは、自由なカスタマイズで「自分好みのブログ」を作成できます。

ただし、自由度が高い反面、導入や初期設定に事前知識が必要です。

初心者には扱いづらさを感じるかも…。

しかし、収益化の選択肢が豊富で、記事の好きなところに広告を設置できるメリットもあります。

多少の初期費用が必要ですが、Webライターとして活動するなら「WordPress」を利用するのがおすすめです。

おもな費用

ドメイン代:月額1~1,000円ほど
サーバー代:月額1,000円ほど
有料テーマ:2万円前後

Note

メリットデメリット
費用は基本無料
知識なしではじめられる
有料記事で収益化できる
カスタマイズ性がない
収益化しづらい
サービス終了で記事を失う恐れあり

noteは文章やイラスト、映像などのコンテンツを投稿できる総合メディアプラットフォームです。

基本無料のプラットフォームを利用するため、事前知識なしの初心者でも気軽にはじめられます。

ただし、カスタマイズ性がないため、シンプルなデザインに物足りなさを感じることも。

ブログというよりは、SNSに近い印象です。

10記事程度の簡易的なポートフォリオを制作したい場合は、基本無料の「note」を活用するのもおすすめです。

おもな費用

note proプラン:月額5万円
※独自ドメインを取得する場合

【本音】正直に言うとブログ運営は簡単じゃない

ここまで「ブログ運営にチャレンジしてみよう!」なんて伝えてきました。

本音を言うと、ブログ運営ってぜんぜん思い通りにいきません。

冒頭で少しふれたように、当ブログをきっかけに案件の依頼を受ける機会が増えました。

でも、ブログ運営が順調かどうかと言われると、想像以上に悪戦苦闘しています。

成果が出るまで苦労した(今もしてる)

ブログ運営にはさまざまな指標があり、成果が出ているかどうかの判断基準になります。

成果を判断する指標
  • PV数(アクセス数)
  • 収益額
  • CV数(成果発生数・問い合わせ数など)

当ブログは、2021年に運営を開始しました。

約2年が経過した2023年現在、PV数は月1000以下、収益も年に数回発生する程度です。

taku

さんざんな状況です。

それでもブログを続けている理由は、スキルアップや案件の受注といったメリットにつながっているからです。

ブログを運営していると、どうしてもPV数や収益が伸びない現状に焦ってしまいます。

そんなときは、ブログを運営する目的と重視したいことの優先順位を見直しましょう。

過去の優先順位
現在の優先順位
  1. PV数
  2. 収益
  3. スキルアップ
  4. 案件につなげる
  1. 案件につなげる
  2. スキルアップ
  3. PV数
  4. 収益

もちろん、すべてが重要な要素です。

しかし、僕自身のブログテーマを考えたときに、スキルや実績の発信を優先すべきだと判断しました。

taku

PV数や収益にとらわれず、視野を広げてブログを活用しよう!

ブログを伸ばすために取り組んでみたこと

先ほど紹介したように、当ブログの成果はさんざんな状況です。

しかし、運営を開始した当初と比べたら、天と地の差ほど改善しています。

最初の1年間は、アクセス0人が当たり前でした…。

そこで、せっかくなので参考になるかどうかはわかりませんが、個人的に取り組んでみたことを紹介してみます。

taku

ブログ初心者である僕自身が「0→1」を達成するために悪戦苦闘した記録です。

取り組み①
検索順位を上げる
検索順位の仕組みと調べ方参考記事
取り組み②
被リンクを獲得する
無料で得られる被リンク効果参考記事
取り組み③
直帰率を改善する
読者が満足するポイント参考記事
取り組み①
検索順位を上げる
検索順位の仕組みと調べ方
参考記事
取り組み②
被リンクを獲得する
無料で得られる被リンク効果
参考記事
取り組み③
直帰率を改善する
読者が満足するポイント
参考記事
taku

まだまだ試行錯誤したことがたくさんあるので、少しずつ追加していきます(気力次第)。

まずはWordPressでブログを開設してみよう!

Webライターがブログを活用すれば、さまざまなメリットを得られます。

Webライターの経験がブログに活きる
ブログの経験がWebライターに活きる

スキルを共有できるWebライターとブログ運営だからこそ、経験を積むほどに相乗効果を期待できます。

とくにWeb記事は「WordPressへの納品」が基本です。

ブログに挑戦するときは、WordPressの基本的な知識も習得してみましょう。

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